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2018年08月15日 00:00
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1948年の建国は、個人の自由と権利を保障した偉大な革命
リバティコリアポスト 李愛蘭代表

李愛蘭氏
 今日は、自由民主主義と市場経済体制の家・大韓民国の建国70周年の日だ。
大韓民国がこの70年間、成し遂げた成果は、韓半島に存在してきたどの国よりも偉大だ。数千年間も民を苦しめた貧困を克服し、経済的に堂々と先進国入りを果たした。両班と常民の階級社会を克服し、すべての国民が自由で自らの権利と、独立した個人の地位を堂々と享受する民主主義国家へと発展した。
大韓民国の国民は、1948年8月15日以前の韓国人や、21世紀の今日を生きる北韓住民が夢にも想像できなかった偉大な変革と栄光を成し遂げた。貧困は去り、日常は豊かになった。裕福な先進国に堂々と肩を並べる経済大国・文化強国となった。
ところが、この自由民主主義と市場経済体制で70年間生きてきた人々が今、48年8月15日の建国を否定し、19年に建国されたと主張して大韓民国のアイデンティティーを根本から混乱させている。19年当時は、日本が韓半島を占領して植民地状態だった。朝鮮王室は日本に白旗投降して生きる道を模索し、ソウルには威勢のいい朝鮮総督府が陣取っていた時代だ。
文在寅大統領がぶち上げた19年4月10日が建国日なら、その後、韓国人はなぜ独立運動で血を流し、上海臨時政府はなぜ大韓民国の首都をソウルに置かず、中国の地方都市を転々としたのか。また、19年に建国された国家の理念と体制とは何だったのか。
さらに荒唐無稽なことに、上海臨時政府の要人たちは日帝の弾圧を逃れるために、ほとんどが中国国籍、米国国籍、ソ連国籍など多様な外国籍を持っていたのだ。
19年の上海臨時政府樹立が建国というなら、檀君が古朝鮮を建てた日も建国で、王建が高麗を建てた日も建国で、朴赫居世が新羅を建てた日、李成桂が朝鮮を建てた日も建国だ。ところで、現在の大韓民国は檀君と王建、朴赫居世やと李成桂が建てた国々と国家理念とアイデンティティーや体制は同じなのか。
韓半島の歴史では45年8月15日、日本の植民地から解放されたのも非常に重要な歴史的出来事だが、それよりもっと重要な出来事は、48年8月15日に成し遂げた、個人の自由権と私的財産権を認める真の意味で独立した自主的かつ自由な個人としての権利を保障する自由民主主義と市場経済体制の大韓民国の建国だった。大韓民国の建国がいかに大革命だったのかは、2018年の今日、大韓民国と北韓の天と地の差の現実からも分かる。
北韓は、すべての人が平等に生きる理想社会を建設すると言いながら共産国家を建国したが、実際には朝鮮王朝をそのまま踏襲した封建王朝国家だ。北韓住民は金日成王朝の奴隷となって、今も貧困と飢餓で苦しんでおり、自由という言葉も知らず世界最悪の人権弾圧国家で暮らしている。
李承晩大統領は、停戦協定締結後の1953年8月10日、発表した声明でこう述べられた。
「共産主義の苛政の中にしばらく残される北韓同胞たちに私はこう叫びたいです。決して絶望しないでください。われわれは、あなた方を忘れず放棄しません。われわれの失われた以北5道を取り戻し、北韓の可憐な同胞たちを救出しようとする韓国国民の根本目的は、過去と同様に将来にもそのまま残っています」
48年、スターリン主義体制で建国した北韓は、朝鮮王朝の末期と同様に今日滅びるか明日滅びるかも分からない状況だ。北韓住民たちは、自由と民主主義という言葉を聞いたこともなく、金日成、金正日、金正恩の3代世襲の奴隷王朝の独裁と暴政の下、餓え、凍え、国民の3分の1以上がひどい栄養失調の状態で死につつある。
建国70周年を迎える大韓民国の国民たちが必ずや成し遂げるべき課題かつ目標は、一日も早く北韓の3代世襲共産奴隷王朝を清算し、北韓住民たちを今の苛政から解放することであり、北韓の地にも大韓民国と同じ自由民主主義と市場経済体制を移植することで、韓半島の自由化・民主化・先進化を完成することである。

李愛蘭/リバティコリアポスト代表。両江道恵山出身、梨花女子大で博士号、京仁女子大教授、北韓伝統飲食文化研究院長。

2018-08-15 5面
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