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2015年05月27日 01:17
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【白頭学院特集】 李光衡校長インタビュー
「学院の歴史そのものが」

――民族学校としての目標は。
「韓国人としてのアイデンティティを持ち、それぞれの国で、現地の教育を受けながら、現地でより良い暮らしができるようにすることだと考えている。アイデンティティをもってもらうためには、その基礎である国語と歴史を韓国の先生に直接指導してもらうべきだと考え、政府や関係機関に、国からの派遣教師制度復活をうったえた。今年の9月から制度が復活する。白頭学院では来年3月から受け入れる。4人の先生が派遣される予定だ」

――着任後に体験されたエピソードなどは。
「去年、80代になる卒業生の方から学校に手紙が届いた。内容をみると、学生名簿の自分の名前を変えてくれということだった。その方は当時、密航で日本に渡ってきて、本名を使えなかった。しかし何としてでも勉強がしたく、偽名を使って学校に通った。白頭学院で民族教育を受けたいという強い思い。しかし本名では通うことが出来ない悔しさ。その思いが80歳を過ぎた今、学生名簿の名前だけでも本名で残したかった。これは白頭学院の歴史そのものだ。この事実を、在日社会、そして韓国にも知らせたい。在日同胞が命をかけてつくった、民族学校、白頭学院の歴史を広く知ってもらいたい」

――今後の課題は。
「教育には、保護者、学校、教師の三位一体が欠かせない。学校は素晴らしい建物ができた。保護者には意見をもっと聞かせてもらいたいとお願いした。先生たちも保護者も、生徒のために一生懸命だ。これからはもっと、生徒のため、そして白頭学院のため、今以上に努力する必要があり、実力を磨く必要があるとおもう。そのためには先生の意識改革も必要であるだろうし、先生方の実力の向上があってこそ、より良い教育を提供できると確信している」

2015-05-27 5面
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