2019年も残すところ半月余りとなった。今年は韓国にとって激動の一年となった。社会主義化を進める文在寅政権の迷走、徴用工問題をはじめ戦後最悪とまで言われる韓日関係、GSOMIAをめぐる米国との関係悪化など、混迷を極めている。本紙が選ぶ重大ニュースをピックアップした。
(1)文政権弾劾へ 太極旗集会が激化
文政権に対する国民抵抗運動が激化。特に70万人が参加した10月3日の国民決起以来、光化門の「李承晩広場」を中心に自由右派の激しい攻勢が続いている
(2)6.30米朝首脳会談開催
トランプ大統領と金正恩委員長が会談。トランプ大統領は南北軍事境界線を歩いて越えた
(3)曺国法務長官辞任
文政権が強硬指名した曺国法務長官にさまざまな疑惑が浮上。わずか35日で辞任に追い込まれた
(4)徴用工・GSOMIA問題 揺れる韓日関係
徴用工問題、半導体先端素材に対する輸出管理の強化など、韓日間にさまざまな問題が起こった。GSOMIA破棄に対しては、韓米間の安保棄損につながる懸念もあり、国内からも反対の声があがった
(5)尹東柱が韓国の教科書に
尹東柱が韓国の教科書に在外同胞の詩人として記載。現行の教育課程で在外同胞との言葉が明記されるのは初
(6)BTS 4部門でギネス記録
人気グループBTS(防弾少年団)が「24時間で最も視聴されたYouTubeビデオ」ほか、4つのギネス記録を達成
(7)高真榮選手が女子プロゴルフランク1位
賞金女王・高真栄選手がLPGA女子プロゴルファー世界ランキング1位に |