韓国の有名インフルエンサーであるチョン・ハンギル講師が16日に訪日、新宿区の街頭で「日本の同胞に大韓民国の実態を知らせる」としてライブ配信と街頭活動を行った。
チョン講師は、李在明政権を「ヒトラー」(宗教弾圧・言論統制・政敵排除)になぞらえ、自由民主体制の崩壊と親中化を迎えている韓国の危機を訴えた。外交戦略として、国益追求の観点から「今は親日の方がまし」と断言。韓日米3カ国の同盟を強化、「反米連帯」(北中露)を牽制すべきと主張している。
背景には、中国が韓国の不動産や株式を無制限に買い占めている現状への危機感がある。海外在住の同胞700万人に対し、本国の実態を伝え、現状打破のための運動への参加呼び掛けを、動画配信を通じて行っている。
なお、チョン講師の訪日の真意は明確ではなく、日本滞在のすぐ後にシドニーに向かったことなどが確認されている。
街頭活動の様子(YouTubeから) |