在日韓国青年商工人連合会(髙奈利新会長)は都内のホテルで先月28日、「第45期定期総会」を開催。定員61人中53人出席(委任状含む)で成立した。
はじめに、国民儀礼・国歌斉唱・黙とうを行った後で、金政也直前会長が主催者あいさつを行った。
金直前会長は、「長いようで短く、短いようで長かった一年間だった」とし、昨年6月の就任以降、様々な青商活動に取り組み全国各地のイベントを巡ったことや、スローガン〝次世代への継承〟を振り返った。
来賓として参加した民団中央本部団長の金利中団長や、一般社団法人「在日韓国商工人連合会」の柳和明会長がエールを贈った。
議案審議(①前期事業報告承認②前期決算報告承認③今期事業報告案承認④今期予算案承認⑤役員改選)は満場一致で承認された。
5号議案の承認により、第45期会長を髙奈利・前財務副会長が務めることが決定した。新たなスローガンは〝一歩先へ〟となる。
髙新会長は、「私たちが在日同胞として当たり前のように享受できている自由も、国交60周年も、本国や日本で暮らしてきた先人達の努力や犠牲のもとに成り立っている。幼い頃から、自分が在日同胞として生まれてきた理由や意味について考えてきた。これから青商という組織の可能性を信じ、新たな挑戦に進んでいくため一歩を踏み出せるよう今期のスローガンを考えた。精いっぱい一年間頑張っていく」とし、就任の決意を語った。
定期総会終了後、別室で懇談の場が設けられた。約200人が親睦を深めた。
髙奈利・在日韓国青年商工人連合会会長 |