大阪韓国商工会議所(朴良基会長)は民団大阪府本部4階多目的室で先月11日、経営者セミナーを開催、アルフレッサヘルスケアの勝木尚会長が講師を務め、「日本の現状ピンチとチャンス!」と題して講演した。約100人が参加した。
講演では、日本経済が1990年代以降、少子高齢化や技術停滞などに基づき、他の先進国と比べ低迷していた過去の実態について触れながら、デフレからの脱却は実現されたものの、円安や人手不足、海外景気の減速が逆風となり、成長率がマイナスとなってしまった時代的背景について説明した。
勝木会長は、存続の危機に瀕する企業をわずか3年間で黒字化に成功、安定成長を実現して営業利益率1%企業に導くことに貢献したという。
厳しい現状のなかでも、チャンスをどのように生かすことができるかという点について、参加者に問いかけた。(大阪=韓登) |