在日本大韓蹴球協会(朴康成会長)は都内の韓国中央会館で17日、「2025年度定期総会」を開催、16人中9人出席で成立した。
はじめに国民儀礼・国歌斉唱・黙とうを行った後、朴会長から主催者あいさつがあった。
朴会長は、「昨年の成績がふるわなかったので、今年は何より10月の国体での優勝に会として力を入れて目標にしたい」とした。
続いて、執行部が活動報告から監査報告まで行った後で、質疑はなく会場から承認が得られた。
引き続き、今年度の活動報告案が読み上げられ、新たに行う事業について林菜根・副会長から説明があった。
林副会長は、ブラジルに拠点を置くエジミウソン財団が行う奨学金支援制度の概要について説明。経済的理由からサッカーを続けることができなくなった子どもたちへの支援を行う財団との交流が、自身のブラジルへのサッカー留学中から始まったことを紹介した。「蹴球会の支援を得て留学し体験したことを、今度は次の世代のサッカー好きなオリニたちに伝えたい。ボール一つですべての人がつながれるところがサッカーのよい点」とし、一般社団法人「エジミウソンファンズ・アジア」とサッカークリニックの開催やコラボ企画を行っていく計画を述べ、会場の承認を得た。
その他の議案で活発に意見交換が行われた後、慎未有・常任理事が閉会辞を述べてから万歳三唱を行い、定期総会を締めくくった。
エジミウソンファンズ・アジアとの交流計画について語る林菜根・在日本大韓蹴球協会副会長(写真㊨) |