「5.18光州事態」44周年を迎え、「5.18事態(1980年)」当時、北側が光州刑務所を襲撃して解放せよという「交信指令」を当時の戒厳軍が監聴したという証言が出た。これは、国家危機事態を鎮圧するため出動した大韓民国国軍が逆に反乱軍と罵倒されたことを正すため結成した「国軍名誉回復運動本部」、「民間5.18真相究明調査委員会」が共同主催、スカイデイリーが後援した「5.18関連法と真相調査に何が問題か」とのセミナー(17日ソウルのプレスセンター19階)で発表された。5.18事態期間中(5月18~27日)に光州から北へ発信された交信が5000回を超えたという複数の証言に続き、新たに公開された。この日のセミナーで元国防部調査本部の調査計画課長は「当時、戦闘兵科教育司令部の戦発部長は『北傀からの光州刑務所を襲撃・解放指令を数回聴取』し、張炯泰全南道知事は『指導班、ここは指導班』という交信内容をヘリコプターで移動中に聞いたと言った」と証言した。
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