韓国政局が一寸先も見えない混乱だ。犯罪を覆おうとする文在寅と犯罪を法によって捜査する検察が激突した。法治と暴圧の決闘だ。文在寅政権は彼らが権力を失ったとき直面する運命を考え恐怖に陥って正常な思考ができなくなった。
大統領府と与党が法律違反者に対する検察の捜査を露骨に妨害する。曺国は法務長官として自分の事件を扱う検事に捜査妨害の命令をした。法律が禁じている行為をしても、彼は自分の行為がどういう意味を持つのかも知らない。
法務長官になったレーニン主義者の曺国の言葉の中で、嘘ではないのは、自分が社会主義者であると言ったことだけだ。彼は自分の家族の犯罪に対して無感覚だ。文政権から積弊へ追い込まれ、捜査を受ける途中自殺した人が少なくとも5人いるのを忘れているようだ。
文在寅集団は、最初から国家経営のビジョンどころか、常識がなかった。もっとも彼らは職業革命家たちだった。文政権がもたらした破壊と混乱は、理念や思想から来るものでない。それは人間性に原因がある。
文在寅一味は偽りを真実だと平然と話す。それで曺国のような者を捜査する検事たちは、著名な心理学者がこのような犯罪者の心理を書いた本を必読書としているという。
自身が弁護士出身の文在寅は、法律を踏みにじり、法の上に存在する君主-王となった。文在寅が特別発表を通じて、検察の捜査を妨害したのは、取り返しのつかない法治の破壊、国民に戦争を宣言したものだ。彼自身が曺国と運命を共にするという宣言だ。権力を私有化し、国民を敵に回した。もはや、国民は文政権と戦うしかない。
文在寅は、検察に対抗し曺国を救うため、また官製デモを組織する。巨額の資金が必要だ。もっとも、文政権は、国民と同盟-米国を買収するためお金を使う。そして税金を上げる。破綻に陥る経済に、税金を取りつつければ、国民は抵抗する。国民の抵抗をばら撒きや暴力で押さえつけるのかできるだろうか。文政権に対する「民心」は、数日前、尹錫悦検事総長が知人の家族の葬儀に弔問に行ったら、弔問客たちが尹総長が入ってくるのを見て、皆拍手を送ったという。
最初から牽制のない民情首席の曺国の暴走を許した文在寅は彼自身もいつの間にか曺と運命共同体となった。青瓦台の内部会議で文在寅は一人で喋り、参謀たちは書き取りだけをする。民主労総が掌握したメディアが機能していなかったのも致命的だった。中央日報は文在寅の支持率が37・9%と出たのにそれを隠蔽した。
政権を掌握した勢力が法治を無力化させるため群衆を動員する。だが、曺国の犯罪を覆うのはもはや不可能だ。子供たちの入試問題で始まったこの疑惑はすでに政権の根幹と繋がったことが明らかになった。韓国の大学にメスを入れなければならない。いわゆるソウルの一流大学は徹底して腐敗した。崔順実の娘の事件を記憶するか。その件で梨花女子大は総長から刑務所に服役した。ソウル大、延世大、高麗大、釜山医専の関係者たちも皆、刑務所に行かねばならない。それが正義だ。
それでも希望を見る。官製反日狂風にもかかわらず、『反日種族主義』は出版されて直ぐ古典になった。これらを見ると、韓国社会には高級文化と思想を渇望する多くの国民がいることがわかる。
與敵罪、利敵罪、内乱扇動罪で文在寅は訴えられている。すべて大統領在任中でも刑事訴追が可能な罪だ。尹錫悦検察がこの反逆犯罪も捜査することを要求する。
何よりも、今度こそ韓国社会で日常化した嘘を断つべきだ。 |