今、韓国で見られるのは文明史においての異変だ。文明の盛衰は避けられないが、少数の職業革命家たちが、ダイナミックに発展した国をこのように短期間に破壊する例は、他の国では見られない。特に韓国の「6共和国」は不思議と言うしかない。
主思派が中心となった体制変革勢力は2016年秋から崔順室のタブレットPCという偽の偶像を前面に出しクーデターを起こし、青瓦台を包囲する権力奪取に成功した。
北の「白頭血統」を崇める反逆勢力が17年5月の大統領選挙で勝利したのは、インターネットなどのコメント操作を組織的に行い、それもネイバーなど全国民に波及力が絶大なポータルサイトを集中的に攻略、利用したためだった。4247万人の有権者が1人あたり少なくとも2回以上見られるような割合で煽動、洗脳が無意識的に行われた計算になる。
金慶洙に対する1審判決は「金慶洙がコメントを操作して17年の大統領(補欠)選挙で自分が望んだ方向に世論を主導するのに相当な利益を得た」と言った。
1審の判決で金慶洙が有罪となるや、文政権はパニックになった。いざとなったら彼らはまた戦闘的な暴力デモを組織し、司法府に立ち向かう態勢だ。司法府の1審判決に対して青瓦台と与党は収容できないという要旨の発言を繰り返している。
弾劾政変で惹起された左翼全体主義追従政権の終息を巡り、連邦制統一推進勢力と韓米日三角同盟を通じての自由統一との間で大激突が始まった。これは地球上で、全体主義追従勢力や社会主義・共産主義の追従勢力を終息させ、自由民主への道へ進む文明史的な戦争になる。大韓民国の消滅か、存続かの戦いでもある。
文在寅・従北政権は大韓民国の解体が目標だ。過去には、親の世代が子供たちのため一生懸命働いた。だが、今は今をエンジョイするため、未来の世代に借金を残す政策を取っている。どう考えても常識的な社会がとるべき姿勢でない。こういう政権を誕生させた一昨年の大統領補欠選挙は正気の沙汰ではなかった。そのウソと扇動と無知、堕落が真実を求める個人たちによって明らかになりつつある。
暗黒裁判といわれる中でもすべての悪を完全に隠すのは不可能だ。ドル―キングと金慶洙裁判を通じて明らかになった真実は、この巨悪の反逆勢力に対する国民抵抗の決定的な引き金となる。
ドルーキング裁判を通じて魯会燦が賄賂を受け取った事実が確認された。その刑事犯罪者に国会は国会葬をもって葬儀を行い、文政権はこの賄賂犯に大韓民国最高の勲章・国民勲章を追叙した。文・従北政権は、積弊清算を叫び、建国に貢献した偉人たちから勲章を剥奪し、裁判所が法律に批判した判決文で適示した者らに勲章を与えた。
このような政府は打倒せねばならない。大韓民国を金正恩に捧げるためあらゆることをしている文在寅・従北政権は打倒せねばならない。
暴力や乱動によって奪われた国を取り戻し、理念と体制を護り抜くための健全な意味の抵抗と暴力は、正当で崇高で合憲というのが国民抵抗権の意味だ。今、われわれ自由韓国人たちは、真の国民抵抗権を正当に行使せねばならない時だ。
この国民抵抗は、また世界史の流れに乗るためのものでもある。朝鮮王朝が滅びたのも、当時、国際社会の一員として近代国民国家の運営能力がなかったためだ。世界の、文明の流れを知らなかったからだ。
今、米中戦争の巨大な構図を見ずに自主国防、安全保障が可能なのか。何よりも鎖国的、閉鎖的な反日種族主義を清算しよう。 |