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最終更新日: 2020-02-19 00:00:00
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2015年01月01日 00:00
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不毛な対立をやめ、ともに未来へ

 今年は韓半島が分断されて70年。また、韓日国交正常化から50年の年だ。この歴史の節目を迎え、韓国と日本が互いに未来のビジョンを確認し、特に近年の両国間の摩擦と反目を克服する転機が訪れることを切に願う。
韓日両国は長い歴史と、特に国交正常化後の緊密な交流・協力によって互いに慣れている。だが、実は両国は相手のことがよくわかっていない。ことさらここ70年の歴史に対しては意外に無知ではないだろうか。
偏見と無知は不信と葛藤の根源だ。韓日の未来のためには、ここ70年の現代史の真実を直視し、未来への確信を共有することが肝要だ。
もっとも韓日には、自国の現代史も知らない人々が多い。現代史に無知であることには歴史教育体系などさまざまな理由があるだろうが、冷戦の理念戦争において共産圏のプロパガンダが真実を歪めたことが大きく影響している。
この70年間の韓日関係を一言でいうなら、両国が国家建設を競争した期間、植民統治の支配者と被支配者の関係を対等な関係にする過程だったといえよう。韓半島は日本の太平洋戦争敗戦で、戦勝国の米ソに分割占領された。ドイツが戦勝国に分割占領されたのとは逆に、植民地の韓半島が日本の代わりに懲罰を受けたような恰好だ。
韓半島の南には海洋文明の自由民主主義体制が、北側にはスターリン主義が移植された。そして国連は大韓民国を韓半島で唯一合法・正統国家として認定した。
戦後の日本は、明治維新以降の物質的土台が破壊された廃墟からの再建だった。だが、韓国も建国直後、スターリン・毛沢東・金日成が共謀した戦争によって、日本が植民地に建設して残したもののほとんどが灰になった。しかも、資源の豊かな国土の半分以上を共産独裁勢力に占領され、彼らと戦いながら国作りを始めた。
韓日両国が置かれた環境条件の違いはそれだけではなかった。日本は元々島国だが、韓国は冷戦によって大陸から切り離されて島国になることを強いられた。そして、戻れる「以前」がなかった韓国は、自由民主主義だけを信じて建国革命に邁進した。韓国は活路を求めて世界に出るしかなかった。
日本と韓国は、ほぼ同時期に新憲法を制定し、米国の同盟国になった。日本は米国に強いられた憲法を受け入れ、韓国は共産主義と闘いながら共和制を選択した。韓国は米国と同盟を結んでアジアの反共の砦になった。
1964年の東京五輪は日本の復興を象徴した。東京五輪から24年後に開かれたソウル五輪は、韓米同盟35年の成功の証で、南北韓間の対決だけでなく、東西冷戦での西側の勝利の象徴となった。ソウル五輪は東欧社会主義圏に衝撃を与え、その消滅を促進した。
韓国は産業化に成功し、今は日本と共に世界5大工業国、貿易規模1兆ドルの国家になった。韓国は日本のあとを追ってきたが、同じ方向を見てきたわけではなかった。
日本は長い平和を享受しながら非ヨーロッパ文明の先頭走者になった。対する韓国・韓半島にはこの70年間平和はなかった。分断70年間、全体主義のため命を落とした犠牲者は700万人以上で、日本の植民地35年間の犠牲者と比べられないほど多い。1世紀以上の奴隷状態を強いられてきた北韓住民は身体まで退化(矮小化)し、犠牲者はこの瞬間も増え続けている。
韓国は長すぎた戦争で「自己免疫」を身につけ、憲法精神に反する同族虐殺集団に追従する勢力の跋扈を放置するなど、法治不全に陥った。ただ幸いにも韓国の法治不全は正常化しつつある。
今、日本では韓国社会の「反日」や朴大統領の中国への傾斜に不満が高まっている。だが、冷戦という総力戦を戦ってきた韓国の保守主流には、戦後の日本に対する根深い不信の記憶がある。
岸政権は1959年、韓国の猛反対を無視し国連が侵略国家と規定した北韓への在日韓国・朝鮮人の大量送還に踏み切った。この「北送」は韓日国交正常化の後も続き、「保守」である自民党政権は合計9万3000人を生き地獄へ送った。
南北等距離を現実主義外交と考える日本は、友邦国が提供した北韓の核兵器開発情報も疑い、自国民が拉致された情報までも疑った。東西冷戦時代の日本の歪んだ顔だった。
韓国の「反日」は、もとをただせば日本の良識のある大衆が支持・声援してきた韓国の「民主化勢力」が、韓国を左傾化させて中国寄りにしたことが主因である。韓日両国は今、自らを「非正常」と思っている。確かに韓国は、北韓を解放してこそ正常国家になれる。そして今、核ミサイルの実戦配備を急いでいる金正恩が、今にも統一を決断するよう韓国を追い詰めている。
韓日が正常国家になった後の両国関係はどういう姿が望ましいか。東西冷戦が西側の勝利で終わったとき、ヨーロッパは一つの通貨を使う共同体になっていた。東アジアもいつかはそうなってほしい。そして、そういう未来への出発点が韓半島の統一だ。
世界中を見よう。韓国は最も成功した国で、北韓は最も危険で失敗した国だ。韓国が北を解放するのは歴史の正義だ。この明々白々な真実を無視すれば、この地域に自由と平和は訪れない。
ちょうど昨年の年末に韓半島情勢と関連して注目すべきできごとがあった。韓国で北韓と連携して内乱まで目論んだ統合進歩党が、憲法裁判所によって解散されたのだ。国連では安保理が北韓の人権問題を正式の議題として採択した。金正恩の訴追までを視野に入れた歴史的な措置だ。
日本が覇権的独裁体制に反対するなら、韓国と連帯すべきだ。韓国が北を解放することは金正恩体制の核の脅威を根源的に解決すると同時に、日本人の解放にもつながる。奴隷状態にいるすべての人々の解放、自由の拡散だ。戸惑うことはない。

2015-01-01 1面
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