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2014年12月16日 03:32
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【新韓金融特集】 韓国1位の金融グループ 国際的地位も日々向上
海外専門誌は安定して高評価 米名門大や外国銀行の視察も増加

韓東禹会長
 新韓金融グループ(韓東禹会長)の国際的地位が高まっている。韓国不動のトップ金融機関に立つ新韓金融は、世界的な金融情報提供会社である米国ダウ・ジョーンズが9月に発表したDJSIワールドで韓国の金融グループとして初めて2年連続で世界的企業に選ばれた。DJSIは全世界の時価総額上位2500社あまりを対象に、財務的成果だけでなく、環境的・社会的側面から企業の持続可能性を統合的に指数化し、年に1回発表している。(ソウル=李民晧)

今年DJSIワールドに入った企業は319社。評価対象企業の上位12・6%しか選ばれない狭き門だ。銀行業界では、ウエストパック(豪)、スタンダードチャータード(英)、シティ(米)、BNPパリバ(仏)など25社が選ばれた。新韓金融は韓国の金融機関としては唯一、昨年に続き今年もリストに入った。
新韓金融の評価が高まったことで、海外の大手企業が新韓金融を参考にするため訪韓が続いている。11月8日にはフィンランドの5大銀行の1つSパンキ(パンキ=バンク)の経営陣が新韓金融を訪問した。Sパンキ経営陣が大きな関心を向けたのは、「金融の本業を通じて、世界を利する」という新韓のミッションと、これにより収益性を高めるだけでなく、顧客と一緒に成長するという新たな挑戦をしていることだった。会長や頭取など計12人の訪韓団は、新韓金融のスローガンである「未来を一緒に 温かい金融」についての発表を聞き、意見交換も行った。
一方、今年3月には米国イェール大学でMBA課程に在籍する学生が訪韓。新韓金融の差別化された競争力の分析と「温かい金融」の活動について学ぶ時間を持った。
世界トップレベルのMBA学生の新韓金融訪問は今回が初めてではない。昨年5月には、MIT(マサチューセッツ工科大学)MBA課程の指導教授と学生110人あまりが、7月には米国ジョンソン・アンド・ウェールズ大学の学生35人が新韓金融と韓国金融産業の発展過程に関する講演を聞いて議論を交わした。ジョンソン・アンド・ウェールズ大学は、07年から毎年新韓金融を見学している。
ハーバード大学MBAプログラムは、05年から新韓銀行と朝興銀行のM&Aの事例をケーススタディとして採用している。新韓金融役員もハーバード大学MBAの講義に参加して統合事例を発表し、学生と議論する機会を持っている。ハーバード大学のケント教授は、新韓と朝興の統合事例について「類例を見つけるのが難しい『先統合・後合併』の方式を選択したにもかかわらず、非常に優れた成功事例」とし「米国企業が大規模な合併をする際の参考にしなければならないケース」と評価した。
新韓金融の躍進で、新韓経営陣に対する評価も上昇傾向にある。韓東禹会長は、今年7月にシンガポールにある金融研究専門誌「アジアン・バンカー」が選ぶリーダーシップ大賞で「2014アジア太平洋地域の最高CEO」に選ばれた。06年に同賞が制定されて以来、韓国人が選ばれたのは初めてのことだ。
韓会長は「最近、新韓の国際的な地位が高まっているのは、差別化された戦略の策定と透明な成果報告など、体系的な社会的責任経営活動を繰り広げてきた努力の産物」と分析。「これからもお客様や社会と、新韓の共生を図る『未来を一緒にする温かい金融』を実現していきたい」と述べた。
新韓金融が国内外で高く評価されるのは、際立った実績を上げていることが最大の理由だ。実績の第1の指標とされる当期純利益は6年連続で韓国1位を維持。資産は401兆ウォン(信託とAUMを含む)で、規模と純利益の双方で、名実共に韓国1位の金融グループだ。
当期純利益は第3四半期までで累積1兆7680億ウォン(第3四半期のみで6320億ウォン)となっており、3四半期連続で5000億ウォン以上の安定した利益を挙げている。これに対して新韓金融関係者は「短期成果志向の営業ではなく、長期的な利益改善戦略とリスク管理を通じた不良債権コストの削減が続いた結果」と明らかにした。
不良債権の整理も特筆すべきだ。過去3年間、中小企業や個人の優良資産中心の融資成長戦略を進める一方、不良債権化が懸念される業種で継続的なリスク管理を行ってきた結果だという。
今年に入って平均2%台を記録している融資成長も、純利益の増加の要因として挙げられる。今年のウォン融資は、前年同期比で第1四半期1・7%、第2四半期の2・5%、第3四半期2・1%と、景気の変化に先行して収益基盤を固めたという評価を受けている。
1982年7月の設立時には支店3つの超ミニバンクだった新韓金融。以来32年間、新韓固有のチャレンジ精神で韓国を代表する金融グループになった。新韓金融の飛躍の歴史は、韓国企業史においても神話的な成長例に挙げられるだろう。
今の傾向が続けば、新韓金融は国内を超えて海外でも認められる日が来るだろう。もちろん、課題も残っている。まだ大規模な世界的な金融グループに比べると、規模や能力の面で発展改善しなければならない部分があるからだ。
韓会長をはじめとする新韓金融関係者は、株主総会や企業説明会などの機会が来るたび、「世界レベルの最高金融グループ」(World Class Financial Group)というビジョンを対外的に強調している。新韓金融は、顧客と企業、社会の価値を着実に向上させていけるのだろうか。展望が現実に変わる日はそう遠くないと期待されている。

韓会長ら新韓金融社長団は9日、ソウル厚生園に支援金を伝達。ボランティア活動も行った
慈善活動も

 新韓金融は12月9日、ソウル西大門区の児童保護施設「ソウル厚生園」を訪問し、児童の宿泊施設改修支援金として1億ウォンを寄付した。この支援金は、倉庫として使われていたスペースを乳幼児のための宿泊施設として改装するために使用される。倉庫の改修により、15人の子どもを保護できる施設に生まれ変わる。
この日は韓東禹会長をはじめとする関連会社社長団と、新韓奨学財団から奨学金を受けている大学生ら80人あまりが厚生園を訪れた。彼らはただ支援金を伝達するだけでなく、子どもたちにクリスマスプレゼントを渡して食事をふるまうなど、ボランティア活動も行った。
新韓金融の年末奉仕活動は、2008年から毎年欠かさず続いている。毎年11月末には全国の新韓従業員800人が「愛のキムジャン(キムチの漬け込み)分かち合い活動を展開。漬けたキムチを経済的に恵まれない人々に無償で配布している。このほかにも、系列会社ごとに社内の募金キャンペーンを行うなど、さまざまなボランティアプログラムを実施している。

2014-12-15 3面
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