趙甲済
海外を浮浪しながら日本人の記者たちとインタビューをしたりEメールを遣り取りしながら主に金正恩(*左写真)を批判してきた金正男が、権力者になった異腹の弟に最近謝罪の手紙を送った事実が当局によって確認された。金正男はこの手紙で自分の言動を謝り赦しを請ったが、文章 が凄絶なほど低姿勢だったという。金正男は、今年に入って日本で彼と東京新聞編集委員が遣り取りしてきたEメールやインタビューが出版された後、自分だけでなく側近らに対する平壌側の可害の動きを感知し命乞いのため謝罪の手紙を送ったものと見られる。
ある北韓専門家は、「金正男は北韓の権力構造に何ら影響力のない存在だ。海外生活の経費を賄うのも難しい実情だ。韓国で彼を代案として言う人々は実状も知らず言っている」と評した。
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