ログイン 新規登録
最終更新日: 2024-04-16 13:15:21
Untitled Document
ホーム > 自由統一 > 自由主義保守派の声
2012年03月11日 23:01
文字サイズ 記事をメールする 印刷 ニューススクラップ
 
 
大韓民国の国軍を「海賊」だと?
柳根一
ベトナムはもちろん共産党1党独裁国家だ。われわれとは世界観が違う。緑色と草色は同色で、北京オリンピックの開幕式で、中国の観衆はベトナム選手団が入場するや格別に万雷の拍手を送った。「オイ、我々の味方だ」という雰囲気だった。
ところで... そういうベトナムが1975年ベトナム戦争が終わってから、中国の戦車部隊のベトナム侵入を徹底に敗退させた。鄧小平の中国は、当時ベトナムがクメールルージュ政権を追放したことに対して「膺懲」しようとした。だが、中国の傲慢はベトナムの逆襲の前で面目を失った。昨年、中国がベトナムに海洋紛争を起こした時もベトナムは「では、我々は陸路で中国へ進撃する」と応酬した。このような手強い国を中国でなくともどの国が軽く対することができるだろうか?
中国は、今アジア全体を中華帝国主義の世界観に立って見ている。昔の唐帝国の版図を今日に再現させるという勢いだ。東北では高句麗と渤海を中華の地方政権に格下げしようとし、西ではチベットとウイグル民族の正当な抗議を鉄火で圧殺している。そして南ではベトナム、フィリピンなど、東南アジアの国々と海上領有権紛争を起こしている。
このままでは中国が全アジアをフィンランド化しないという保障がない。オバマ米大統領はこの危険を看破したためか米国の関心をこれからはアジアに向けようとする兆しを見せ始めた。アジアを一つの覇権国家の独占的な支配下に入らないようにするのが100年前からの米国の対アジア政策だ。
そのためなのか最近フィリピンのクラーク空軍基地には再び米海兵隊の小規模兵力が交代で訪問している。クラークの近くには南シナ海の戦略要衝であるスビク湾が位置する。フィリピン政府も中国の威嚇を感じているという傍証だ。クラーク基地があるフィリピンのルソン島のアンヘルレスの街では週末には私服姿の米軍兵士をよく見掛ける。
それでは、中国が最近めっきりよだれを流しているわれわれの離於島は将来どうなるだろうか? 間違いなく、「蘇巌礁(離於島)は我々の領土」と言いながら中国の大洋海軍が攻めて来るはずだ。特に、韓米連合軍司令部が解体される2015年以後にもっと露骨に。離於島が中国に落ちれば中国の排他的経済水域はそこから200海里へ再び大幅引かれる。黄海大陸棚を狙うのだ。(*写真は離於島の韓国総合海洋科学基地)
こうであるにも、韓国の左派は済州海軍基地建設を「海賊基地」だと反対している。唐が百済に攻めてきた時、逃れた義慈王を捕らえて唐軍に渡した者は百済の城主だった。彼は後に唐に行って出世した。韓国の左派は離於島だけでなく韓半島全体が中国の影響圏に入るのが良いと見る可能性がある。そういう彼らは、大韓民国軍を「海賊」、「義慈王」ぐらいに思うのだろうか?
われわれ韓国は小国だ。小国が生きる道は良い大国と同盟を結ぶことだ。それで韓米同盟がある。だが、それだけでは足りない。われら自身の決然とした国土防御の意志と能力を備えなければならない。それで済州海軍基地は必要だ。なのに、そういう気概どころかわが海軍基地を何と「海賊基地」だと?
これに対して韓国の野党でない政治家たちまでが何の関心もないように見える。不意に侮辱された軍と予備役海軍将軍だけが含憤(怒りを抱いた)の血の涙を心の底で、本当に流しているだけだ。正義の国民は全部どこにいるのか?
柳根一の耽美主義クラブ http://cafe.daum.net/aestheticismclub  2012.03.10 12:42
뉴스스크랩하기
記事: 洪熒 (hyungh@hanmail.net)  
この記者の他のニュースを見る
自由主義保守派の声セクション一覧へ
「パンデミック条約」反対会見開く
鄭長善・平沢市長に聞く
金永會の万葉集イヤギ 第4回
金永會の万葉集イヤギ 第5回
民団大阪で3機関長選出
ブログ記事
マイナンバーそのものの廃止を
精神論〔1758年〕 第三部 第28章 北方諸民族の征服について
精神論〔1758年〕 第三部 第27章 上に確立された諸原理と諸事実との関係について
フッサール「デカルト的省察」(1931)
リベラルかネオリベか
自由統一
北韓が新たな韓日分断策
趙成允氏へ「木蓮章」伝授式
コラム 北韓の「スパイ天国」という惨状
北朝鮮人権映画ファーラム 福島市で開催
福島で北朝鮮人権映画フォーラム


Copyright ⓒ OneKorea Daily News All rights reserved ONEKOREANEWS.net
会社沿革 会員規約 お問合せ お知らせ

当社は特定宗教団体とは一切関係ありません