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2012年03月02日 16:49
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選挙の節の対北ポピュリズムなのか?
柳根一
「10.4宣言」(*盧武鉉と金正日の共同宣言)履行に関する朴槿恵委員長の演説に対して黄永哲代弁人はこのように話した。
「李明博政権の下で南北関係が梗塞して進展を見せていない部分に対して『少し新しい地平を開くべきだ』という考えだと思えば良い」、「われわれも(約束を)守るから北韓も(韓半島非核化宣言など)約束を守らなければならないという意味」、「(10.4宣言の履行が経済的な負担のため反対されたことに対して)お互いが信頼を保ち前向きな姿勢を見せることさえできれば財源の規模は重要でないと思う」
黄永哲代弁人(左写真)はまず作文をしている。彼のボスが言った話の中にはいくら読んでも「韓半島非核化宣言など約束を守らなければならない」という話に似たものはない。そういう話をするなら、なぜ本人が直接明確に言わず後から副官が肉を付けて夢判じのように脚色するのか?
「李明博政権の下で南北関係が梗塞して...」と言った件は、責任があたかも李明博政府が代表しているわが方にあるようにさえ聞こえられる。これは朴槿恵委員長陣営の一般的な観点なのか、黄代弁人個人の観点か?
「財源の規模は重要でない」って、14兆ウォンが誰かの子の名前なのか? そのお金は、盧武鉉が退任の直前に、「私が手形を振り出せば、政権が変わっても仕様がないだろう」というふうにいっぱい決めた金額だ。これを政権が変わった後、「そんなに莫大なお金の約束が果たして適正性、妥当性があるのか確かめて見よう」としたのは当然の事だった。それを朴槿恵陣営は間違ったと思うのか?
ポピュリズムはわが有権者への持て成しだと思っていたのに、何時からか北韓も「有権者+圧力団体」になったようだ。「10.4宣言」が丸で世宗市や東南圏新空港のようになったようだ。
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記事: 洪熒 (hyungh@hanmail.net)  
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