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2011年10月30日 11:22
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当選は免罪符でない。なぜ「朴元淳追跡」を放棄してはいけないのか?
今最も重要な救国運動は、朴元淳氏の正体に対する粘り強い追跡作業を通じて真実を知らせることで彼に投票した人々を覚醒させることだ。
趙甲済
朴元淳氏は天安艦爆沈の責任は被害者の李明博政府にあると言った人だ。彼は国家保安法を悪法と看做す。悪法は守る必要がないと信じる。「金日成万歳」と叫ぶ気狂いな奴も取り締まってはならないと言った。彼は、平沢の米軍基地を「侵略戦争基地」と非難し、済州海軍基地建設を不法と断定した。金正日の核開発と北韓住民虐殺には徹底して沈黙し、韓国現代史を暗黒の時代と決め付ける。そうして「人権弁護士」を自任してきた。
「親日派」を断罪しなかったと祖国を呪った彼が、日本のトヨタ社からは巨金を寄付受けたという。彼が作った財団は、企業を圧迫して集ったお金で暴動を日常行う左派団体を支援したという疑惑に包まれている。
兵役逃れ疑惑、学歴偽証、負債だけの財産登録の真実性の問題、関連財団の経理疑惑、「野党圏単一候補」の詐称、投票日に恣行した「負っている」という対国民詐欺劇など数多くの疑惑と不法性を、選挙が終わったからと言って蔽い尽すことにしたら大韓民国は法治国家の看板を下ろさねばならない。
羅卿瑗候補が昨日敗北を認めたのは誤りだった。ハンナラ党は選挙承服とは別個で朴元淳氏と彼の団体に対する真実糾明を続けなければならない。右派陣営と言論も公職者の真実を明らかにすることをここで中断してはならない。選挙が終わったからと朴元淳追跡を中断したら、ハンナラ党のための選挙運動したことしかならない。右派は憲法と国家と真実と太極旗の側に立った人々であって特定候補や政党の側に立った人々でないことを見せよう。
今最も重要な救国運動は朴元淳氏に関する粘り強い追跡作業を通じて彼の正体を国民に知らせることだ。特に、彼の人間としての素顔と行跡と理念性向を知らず支持した有権者に真実を知らせることだ。有権者らが、マイナス財産に似合わない彼の贅沢な生活が分かったら、彼が済州海軍基地建設を反対したという事実が分かったら、彼が「おカネのある人を追っかけて」、「お金をくれないと悪い人」にする方法に対して講演した内容を読んでみたら、考えが変わったはずだ。
当選が免罪符でないという事実は、逮捕され収監された郭魯炫ソウル市教育長の事例がよく示している。朴元淳氏の正体を追跡することは愛国市民の義務だ。ソウル市民が「私が投票(支持)した人がこういう人だったのか」と分かるようにしなければならない。朴元淳氏の良い点が顕れればそれはそれなりに紹介すれば良い。公正に、事実通り追跡しなければならない。同時に、従北勢力の正体を教える戦いを放棄して国家を危機に追い込んだこの政府とハンナラ党を容赦なく批判せねばならない。従北勢力の金蔓の役割をした資本家たちも暴露せねばならない。
言論が正常に機能したら朴元淳氏は社会的に埋葬された筈の人だ。天安艦爆沈の責任が李明博政府にあると強弁して加害者(それもカダフィより遥かに悪い独裁者金正日)を庇護する人がソウル市長候補に出馬し、ソウル市民が彼を当選させたというこの恐ろしい現実をきちんと知らせてこそ来年の総選挙と大統領選挙で詐欺師や反逆者を国会議員と大統領に選ぶ悲劇を防げる。
朴元淳の正体を追跡する作業は汎右派的な作業でなければならない。彼の正体をこの程度でも明らかにするのに猛活躍した右派のインターネット媒体の記者たちとツイッターの自由の闘士たちが選挙結果に拘らず真実を発掘し続ければ健全な世論が形成されるだろう。これが最も効果的な国民教育だ。多くの情報が提供される筈だ。
「悪法は守る必要がない」という主義者をソウル市長として選んだ人々が自分の選択を後悔するようにすることが従北、馬鹿騒ぎ、与太者勢力を整理する近道だ。一人の記者、一人の検査、一人の判事、一人の刑事が真実と憲法と特ダネの力で自由を護り歴史を変えられる。憲法と真実で武装した人と集団ほど強い存在はない。彼らには朴元淳はあまりにも大きく広い標的だ。真実糾明の努力が続けられれば遠からず「朴元淳の当選が私たちの墓場だった」という嘆きがあちら陣営から出るはずだ。ところで真実は勤勉でなければならない。最も効果的な20~40代への対策は、従北-左派の真相を知らせることだ。この世代が、朴元淳、曺国、安哲秀の真実が分かるようになれば考えが変わる筈だ。
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記事: 洪熒 (hyungh@hanmail.net)  
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