国民行動本部
1.誇らしい大韓民国の国軍が、「李承晩と朴正煕の顔に唾を吐き、金日成と金正日の顔には化粧をしてあげた」現行の高校韓国史教科書の執筆基準の改正を教科部に公式要請した。
2.国防部は「韓国史教科書の執筆基準の改正に対する提案書」で、「現行の高校韓国史教科書の現代史の記述内容が若い世代の安保意識を弱化させる主要因になっている」として、「『護らねばならない対象』である大韓民国と『戦わなければならない対象』である北韓の実体への認識の混乱を惹起して軍の精神戦力を弛緩させ、軍に対する国民の信頼を低下させる結果を招いている」と指摘した。
国防部はまた、現行高校韓国史教科書の中で、▲軍の存在理由と直結する大韓民国の正統性と正体性を明確にする内容が反映されていない点、▲大韓民国の建国と発展過程を貶めて、北韓の独裁体制に対して好意的に評価した点、▲北韓が「6.2戦争」とその後の「青瓦台(大統領府)襲撃」、「大韓航空機爆破テロ」、「天安艦爆沈」および「延坪島挑発」など持続的な挑発を通じて大韓民国の安保を脅かしてきた事実が収録されていない点、▲北韓の人権問題と数百万人の餓死者が発生する残酷な住民生活などに対する内容が扱われていない点、▲国軍の大韓民国を守護し国家発展に寄与した肯定的な役割が全く言及されていない点などを指摘した。
国防部は、提案書で上記の問題らの解決を要求しながら、▲大韓民国の建国と発展過程を正しく記述して「歴史的正統性」を明確にすること、▲北韓が「失敗した体制」であり、持続的な挑発で大韓民国の平和と安保を脅かしてきたという点を明瞭にすること、▲大韓民国の発展過程で祖国の守護と国家発展に寄与した国軍の役割に対する正当な評価など三つの改正方向を提示した。
3.われわれは憲法の守護者である国軍が率先して反逆的教科書の改正を要請したことを歓迎する。政府は、「反逆的教科書」の執筆や検定過程を調査し、国会は国政監査をして、大統領は直ちにこういう教科書を廃棄して幼い学生たちへの「赤い教育」を中断させねばならない。
4.国史教科書は憲法精神および国家の正体性と一致しなければならない。われわれは一部の魂の無い公職者らが親北左翼勢力と野合して「反逆的歴史観」を公認したことで、未来の主役として成長する幼い学生たちから愛国心と正しい歴史観と分別力を奪った事態を「銃声なきクーデター」と規定し、是正運動を続ける。こういう状況の中で、金寛鎮長官など軍の指揮部が国家正体性の守護のため率先したことに熱い拍手を送る。
大韓民国万歳! 国軍万歳! 自由統一万歳!
2011.8.23、国民行動本部
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