国民行動本部
これが大韓民国なのか? 国を護るために血と汗と涙を流してきた人に勲章どころか懲役刑か?
2011年1月20日、われわれの団体の徐貞甲本部長が、ソウル高裁刑事5部(裁判長・安暎鎮)の控訴審宣告公判で、2004年10月4日の「国家保安法死守国民大会」で暴力示威を幇助した嫌疑(特殊公務執行妨害致傷など)で、懲役1年6月、執行猶予2年を宣告された。
一言で出鱈目の起訴に基づいた出鱈目の判決だ。裁判長は、徐本部長への懲役刑宣告の根拠として、「2004年の国民大会は、国家保安法廃止という政治的立場に根拠して目的を貫徹した暴力的集会だった」と挙げた。
これは何と荒唐なことか? 裁判長はその日の集会を扱った記事も見なかったのか? 「10万人が参加したが不祥事はなかった」という朝鮮日報や東亜日報など主要日刊紙の報道は嘘だったか?
「10.4国民大会」は平和集会だった。むしろ、当時警察は「平和行進を保障する」と言った約束を破り、ほとんどが60-70代の老人の市民たちに向かって放水し、示威鎮圧盾などで攻撃した。この過程でケガ人が続出し被害者たちは近くの病院に運ばれた。
警察の一方的な暴力行使に、何人かの市民が抗議してピケ、ペットボトル、旗を投げたのは事実だ。だが、主催側の統制を離れた偶発的な抗議の数件を持って「10・4国民大会」を暴力集会と断定するのは全く話にならない。証言者として法廷に出たいわゆる「(当時)負傷した」という警官までが、「2004年の秋はあまりにも示威が多かったので、私が暴行されたのが、10.4国民大会だったのか憶えていない」と言うほどだ。
裁判長に問う。何の暴行、何の暴力を指すのか? 老人を相手に盾で攻撃し、放水した暴行と暴力のほか、何があったというのか? 青瓦台(大統領府)からの指示を「誠実に」履行した警察の暴行や暴力の外に何の暴力があったというのか?
何よりも盧武鉉政権の検察は、「10・4国民大会」の主責任者である共同大会長は、一度も調査しなかった。執行委員長だった徐本部長だけを俗っぽい言葉で「標的に」起訴した。反政府闘争の先頭に立ってきた徐本部長に対する狙い打ち捜査だった。呆れたことだ。政権が変わった後も、検察は徐本部長などに懲役2年を求刑し、判事も左翼政権が操作した捏造された控訴状を根拠に懲役1年6月を宣告した。
裁判長は、また「行事終了後、警察の護衛の下、青瓦台へ抗議書簡を伝達すると予定された約束を警察側が破った」と言った徐本部長側の主張に対して、「警察とそういう約束があったと見難い」と判示した。約束が無かったと? 問題の約束があったと証言した警察庁のS某情報課長の発言は廃棄したのか? 一体、これが大韓民国法院の判決か、それとも「人民共和国」の判決か?
われわれは問わざるを得ない。一体、この者らの正体は何か? 老愛国者を相手に偽りと操作で実刑を下す判事と検査の国籍はどこなのか? 憲法を蹂躙し、国家を破壊するのはこうした者らではないか?
この国に正義があるなら、奸吏らを罷免せよ! 嘘と操作で愛国者を弾圧する判事と検事たちを辞めさせろ! これこそ司法府が1月20日の羞恥と侮辱を拭う最小限の道理だ。
われわれの国民行動本部は、徐貞甲本部長への判決を一個人の判決であると看做さない。われわれは大韓民国を愛する愛国市民たちと共にあらゆる手段を動員する。正義を護り、公義を回復させて行くために再び血と汗と涙を流して進む。
2011年1月20日、国民行動本部
*徐貞甲本部長は大法院へ上告すると表明した。
www.chogabje.com 2011-01-20 23:23 |