インターネット独立新聞
池萬元システムクラブ代表の5.18団体名誉毀損事件裁判で1審法院(裁判長・李賢鍾部長判事)が1月19日、無罪を判決した。
5.18(光州事態)関連団体は、2008年、池萬元博士が運営するシステムクラブのホームページに掲載した5.18関連コラムで、北韓特殊部隊の介入疑惑を提起した内容を問題にして、インターネットサイト3つと池代表を「虚偽事実の流布による名誉毀損」で告訴した。
これら5.18団体は、「ゾンサモ(全斗煥大統領を愛する会)など一部インターネットサイトの運営者たちが、「5.18は、北韓特殊部隊の工作だった」、「5.18は暴動だった」など、光州事態を誹謗する趣旨の文を持続的に掲示板などに載せて、5.18関係者たちの名誉を傷つけたと主張した。
だが、池萬元博士の弁護人(徐錫九)は、「歴史問題に対する学者の見解は名誉毀損が成立できない」と対抗して3年間の長い法廷戦いが展開された。
これと関連して、自由市民連帯の宋永仁共同代表(国家情報院の元済州支部副支部長)は、「詳しい内容は判決文が出てから分かるが、『5.18が北韓特殊部隊の工作だった』というその間の主張が説得力を得るようになった」と言った。
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