◆サッカー: 過去3大会、毎回優勝候補筆頭に上げられながらも金メダルが遠かった在日同胞サッカーチーム。在日選手団もその間優勝から遠ざかっていただけに、特別な思いで臨んでいたはずだ。在日チームは予選2試合をともに7―0で圧勝。組織プレーを武器に決勝トーナメントで在独チームと在中チームを下し、4大会ぶりの優勝を勝ち取った。
◆スカッシュ: 「正直、予想外の金メダル」と金昭夫団長が言うように、初出場で大健闘を見せた男子の朴起男選手。しかし本人はいたって冷静。初戦で前大会準優勝の選手と当たっても「経験不足の相手が自滅してくれた感じ」で波に乗り、一気に優勝を決めた。女子の李由衣選手は昨年と同じく銅メダル。こちらは「もう少しできた」と悔しそうだった。
◆テニス: 昨年金メダル3個を獲得したテニスだったが、男子単は在比同胞の元国家代表選手に敗れ銅メダル。複でも在比同胞に敗れた。女子複で金メダルを獲得した。
| (左から)金淨泰選手、朴(王へんに世)禛選手、李允炯選手、朴芝仙選手 | |