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2010年10月27日 12:03
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建国大統領と建設大統領を繋いだ追悼辞
「李承晩建国大統領はこの国を自由の礎の上に建て、朴正煕大統領は自由というこの生命力を巨大な生産力として活用して、今日の繁栄と安定を成遂げました。」
趙甲済
今日(1026)、国立墓地で行われた故朴正煕大統領31周忌追悼式で、金淇春元法務長官は追悼辞を通じてこのように述べた。
 
「李承晩建国大統領はこの国を自由の礎の上に建てられ、朴正煕大統領は自由というこの生命力を巨大な生産力として活用されて、今日の繁栄と安定を成遂げました。」
 
これは、朴大統領追悼式で建国大統領の功績が言及されたほぼ唯一のことであろう。二人の偉大な大統領の支持者たちの間柄は互いに仲が良い方ではない。李大統領支持者たちは朴大統領が執権後自由党政権を批判した点や、朴正煕政府が李大統領をハワイから戻れないように止めた結果死んでから帰国して、社会葬で葬儀を行ったことへの遺憾が多い。朴大統領支持者たちは、彼の業績を強調しようとして前政権の不足した点を強調する傾向がある。
 
李承晩大統領が断行した、目にはよく見えない改革(農地改革と教育改革など)と建設(国軍と韓米同盟など)がなかったら、朴大統領の近代化作業は不可能だっただろう。一方、朴大統領の政策が成功したため李大統領の業績が高い評価を受ける。李承晩なしで朴正煕はなく、朴正煕なしで李承晩はない。そうした点で金淇春前議員の追悼辞は歴史を繋ぐ役割をなした。
 
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記事: 洪熒 (hyungh@hanmail.net)  
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