趙栄煥
野党の国会人事聴聞会の基準は、資本主義社会で頻発する軽犯罪には厳格で、大韓民国の国益を害する反逆犯には寛大だ。左翼野党は、国民の情緒と人間の常識に外れる対北支援を強要する聴聞基準を維持した。正常な国民の目に、北傀のテロに対する報復的正義の無い李在五候補者は失格で、馬鹿騒ぎ屋らを制圧せねばならないという趙顯五候補者や北韓側に米を無条件支援するなという金台鎬候補者は任命すべき。だが、韓国政界の現実はその反対だ。盧武鉉の秘密資金を警察教育に引用して聴聞会でこれ以上の論議を回避するため曖昧に答弁した趙顯五候補者は、堂々としなかった態度のため世論の点数が削られたが、決して落馬の対象ではないと判断される。治安力と国防力を重視する愛国者を集中的に罵倒する左翼野党は決してまともな聴聞会報告書が作れない。
民主党は大体「北韓に人道的観点から南韓に余る米を与えるべきだ」と答えた李在五候補者だけが人事聴聞会を通過する資格があり、他の聴聞会候補者たちは資質未達という立場を保っているが、正常な国民の判断はこういう民主党の奇怪な判断と異なる。常識と当然な道理に反する韓国の言論は、サウナで寝る李光宰が庶民で、ホテルに泊まった金台鎬は庶民でないと判断するが、まともな精神状態の国民には、ホテルで寝る道知事が正常で、サウナで寝る道知事は正気でないか国民を欺く者と映る。特に、盧武鉉政権で実力者だった李光宰が、サウナで寝たのは、実は金持ちが庶民を装って国民を騙す詐欺を働くのと同じことであるためだ。国会の人事聴聞会は、国民の常識を騙す偽善者たちのお祭り騒ぎになってならない。
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