趙甲済 昨年3月28日付の言論にはこういう記事が掲載された。 <<参与政府(*盧武鉉政権)の386実力者で、盧武鉉前大統領の最側近の1人だった民主党の李光宰議員が3月26日の午前、令状実質審査を受ける場で電撃的に政界引退を宣言した。 李議員はこの日、朴淵次泰光実業会長の政官界ロビー疑惑に巻き込まれて法廷から拘束令状が請求された後議員職辞退とともに政界から退くという意向を表明したのだ。>> 「政治腐敗」嫌疑で二度執行猶予が宣告された李氏は江原道知事に就任する瞬間職務が停止され、大法院で確定すれば辞退し、江原道民は再選挙をしなければならない。彼が江原道知事に当選したから大法院が善処しなければならないという主張が出る。 賞味期間が過ぎた食品を販売した会社が、この事実を知らせず売って摘発されるや「売れた量があまりのも多いから善処して欲しい」と言うも同然だ。賞味期間が過ぎた商品であることが分かっていた公務員たちは「これを知らせる義務がない」と言い、この情報を消費者に知らせなかったことで消費者たちの正しい判断を妨害した。 選挙戦での消費者である有権者たちは、このような民主党と選管委を相手に損害賠償訴訟を行うこともできるはずだ。 民主党は政治腐敗のため1審で有罪宣告を受けた人を江原道知事に公認する程人物のない政党なのか? 彼らが一時執権党であった事実に戦慄する。 もしかすると1年3ヶ月前に政界を引退した李光宰と江原道知事当選者の李光宰は別の人ではないか? 天安艦爆沈の発表にとんでもない疑問を提起する民主党の論法通りなら、「江原道知事に当選した李光宰は(政界引退を宣言した)その李光宰でない。腐敗嫌疑で政界を引退した人が出馬できると思うのか? そういう人を公認するほど民主党は狂っていない」と出るのではないか。 |