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2010年05月09日 19:57
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中国が友人だと?
西洋と手を握った李承晩の御蔭で大韓民国が生存、しかも一度の精力的な自主国防-これだけが最善の道だ.
柳根一
韓国人は中国という国を正しく知らねばならない。歴史的にも現実的にも。断って置くが、筆者は今反中国的話をしようとするわけではない。中国がわれわれの隣であり強大国である点、それで中国と外交をうまくやらねばならないという点を過小評価しようとするわけではない。
 
ただ、強調したいのは中国は数千年の歴史を通じてわれわれの友人でなく、逼迫者だったという点だ。中国はわれわれを属国、彼らの地方封建領土ぐらいに思うのみ、対等な国として取扱わない。高麗時代までは中国の覇権主義に抵抗しようとする動きがあった。朝鮮王朝になってからも孝宗(*朝鮮の第17代王)の北伐計画があったことはあった。
 
それでも朝鮮族の国は何回も地球上から消えるところだった。三国統一当時、唐の蘇定方は序でにてんで新羅まで征服しようとした。壬辰倭乱(*文禄慶長の役)時、以北は中国直轄領土に、以南は日本の直轄領土に分割することに約束されていた。明の沈惟敬が何とかもたもたし、豊臣秀吉が死んだためうやむやになっただけだ。
 
その前のモンゴルの侵奪と後の女真族の侵奪の時も、朝鮮族の国は地球上から完全に消えるところだった。今頃、朝鮮族は以北では「ニイハオ?」、以南では「そうですか?」といいながら中華帝国と日本帝国の少数民族として中国と日本の按摩施術所で足マッサージなどをしながら暮していたかも知れないことだった。
 
中国は今も米、日を牽制するため漢江の以北を中国が主導するアジア帝国の辺境緩衝地帯として植民地化する戦略的必要に直面している。それで中国は漢江の以南だけを「高麗乞食」の酋長国として認め、漢江の以北は漢族中華帝国の事実上の影響圏として看做している。
 
金正日の北韓は言ってみれば唐の天子に忠誠を尽くす封建領主国であるわけだ。中国はわが大韓民国に対しても韓米同盟から離れて中華帝国の一つの封建領主国として入ってくるかそれとも、フィンランド同様に植物化するかの二者択一を圧迫している情況だ。
 
これを知らずに韓国人は政権や民間を問わず、韓-中の戦略的同伴者関係がどうだのと言い空威張りする。だが、中国はそういう話を金正日にも言っている。新羅、高句麗、百済を持って遊んだように。蛮夷をもって蛮夷を牽制するようにするという中国の伝統的な手法だ。
 
中国が金正日を呼んだことに対して失望したとかいう。笑わせる話だ。中国をそこまで知らなかったのか? 「ヤルタ会談」の時、蒋介石さえも朝鮮問題は自分に一任せよと言ったほどだ。中国のそういう黒い「仏様の手の平」から逃れようとした朝鮮の凄絶な努力は「独立協会」の若い先覚者たちから始まった。
 
その延長線の上で李承晩の「独立精神」が発刊された。朝鮮は中華帝国から離れて西洋と西洋の近代的文明開化論へ合流せねばならないと。それで今日の先進国の入口に達した大韓民国があるようになった。
 
中国はこの経緯をじっくり見守っていた。それで旧宗主国としての自尊心が傷つけられ、腹立ったし腸が煮え繰り返った。「この高麗乞食がわれわれから離れて西洋と手を握ってあのように上手く行ったと? 到底受入れられない。」それで彼らは金正日を利用して大韓民国を苦しめる。
 
この妨害を前にして大統領が李承晩や朴正熙だったら別に心配しない。だが、ビジネスマン出身の大統領が果たして中国のこういう歴史的、哲学的、文化的、軍事的帝国主義にまともに対処出来るかは疑問だ。どうしても頼もしくない。
 
漢族の中華帝国は、絶対にジンギスカンの親戚である朝鮮族の友人でないという根源的な根元が分かってから「韓・中の戦略的同伴者関係」を云々すべきだ。漢族の中国がどれほど腹黒く無礼で乱暴な奴らなのに? 韓・米同盟の大幅強化、そしてもう一度の精力的な自主国防、これだけが大韓民国が再び李成桂の朝鮮になれない最善の道だ。

 

*写真:筆者(上)、6.25戦争に介入して国連軍の捕虜になった中共軍(下)。

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記事: 洪? (hyungh@hanmail.net)  
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