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2010年02月12日 21:45
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的中した予測-「金正日は自殺した! 」
北韓に対して最もよく知っている人は北で生きた脱北者で、最も無知な集団は左傾理念で真実を見られなくなってしまった自称北韓専門家たちだ。
張真晟(私の娘を100ウォンで売ります」の著者)
北韓に対して最もよく知っている人は北で生きた脱北者で、最も無知な集団は左傾理念のため真実を見られなくなってしまった自称北韓専門家たちだ。昨年の北側の貨幣改革に対する分析で勝敗がまたはっきり分かれた。親北的視点を持った自称専門家たちは、「強盛大国建設用」だの「外部支援誘導」だのなど、全くでたらめな分析を出した。脱北者出身の専門家たちは、「貨幣改革は金正日の自殺ゴール」と直ちに断定した。二ヶ月半が経った今、脱北者たちは正しかったし、「従北者」らは違ったことが確認される。言論は、この出鱈目の分析家らに発言の機会を提供し続け、本当の専門家たちを冷遇し、国民を誤導している。「貨幣交換」措置の二日後、脱北詩人の張真晟が書いた下の文を韓国内外の「北韓学者」らに送りなおす。
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金正日は自殺を選択した!

金正日は今度の「貨幣交換」で今日を得たが未来を失い、資本は回収したが自らの地位や信頼を人民に奪われた。
張真晟(脱北詩人)
北韓は解放後今まで貨幣交換を何度もやった。だが、今回の貨幣交換はもしかしたら北韓政権の最後の貨幣交換になるかも知れない。今のところは北韓住民たちには甚大な物質的打撃になったが、長く見れば金正日が自殺行為をしたも同然だ。つまり、貨幣のみでなく北韓政権の交替に繋がるかも知れない意味のある事変だ。
 
まず、貨幣交換を決心した金正日の意図を見れば、大きく五つに圧縮することができる。
一つは、国家が市場の影響から抜け出るための脱出用
二つ目は、市場に蓄積された資本を回収するための収奪用
三つ目は、市場と為替レートとの関係を断絶させ、資本価値の管理を国家化するための閉鎖用
四つ目は、市場の自律性を遮断するための管理用
五つ目は、住民の市場への依存心理を抑制するための統制用である。
 
昔なら、国家経済の唯一管理を補完および強化する方向で「貨幣交換」が行われたはずだが、今回の貨幣交換は、国家が市場に負けての生存次元のすさまじい足掻きのようなものだ。もちろん、北韓政権は「7.1経済管理改善措置(2002)」の前にも市場を暗黙的に認めながら、市場に対する国家的統制と管理を目的として貨幣交換を強行した。
 
だが、政策決定者たちの未熟な市場認識と消極的対処のため貨幣交換のタイミングを逃し、その間に「市場のお金()」が国家貨幣を一歩早く掌握した。また、これに寄与した勢力が他でもない北韓の幹部たちだった。権力をもって市場を主導してきたこの勢力は、自分たちの財産保護のため政権の予定(スケジュール)より先に貨幣交換を準備した。
 
そして、ドルの値段が上がり貨幣交換の噂が拡散しながら物価は暴騰した。結局、金正日政権が歴史上最高限度として設定して発行した5000ウォン札はその機会と価値を喪失し、その下の札らは紙屑と変わらなくなってしまった。北韓が今回の貨幣交換を徹底的に秘密にしたのも過去のこういう失敗を繰り返さないための意図だったはずだ。
 
金正日は今回の貨幣交換で大きな過ちを犯した。
まず、独裁の目で市場の価値だけを見て、個人(人間)の価値を見損なった。
7.1措置」以後、北韓住民たちは生存のために市場に適応する過程で、忠誠よりお金の価値をもっと重視するようになった。だが、北韓政権は住民(人民)を未だ忠誠の価値観で洗脳されたものとして捉え、そういう認識で住民をやたらにひどく取扱った。
 
すなわち、市場の資本を奪うことばかりを狙い、住民たちの頭の中の価値観を無惨に踏みにじるものとまでは計算し切れなかった。忠誠という価値は「観念的」だが、お金の価値は「唯物論的」なのだ。皆が共同に持っているわけではなく、各自が違う価値なのに、金正日はそれをことごとく具体的に奪ってしまった。だから、今回の貨幣交換は金正日に対する住民の反抗心を一層現実化させ、行動すべき価値へと転換させられる契機と条件を提供したも同然だ。
 
金正日が誤判したもう一つの問題は、市場の水準と国家の要求との格差を軽く考えたことだ。今日の北韓住民は、市場の多様性と絶え間ない需要に慣れている。この過程に住民たちは自分たちの感性や論理を再発見し、市場を指向する思考と意識の水準が体質化された。ところが、金正日は単純に貨幣を通じての国家の要求を実現しようとした。
 
言い換えれば、集団主義を捨ててこそ生残れると考える「個人主義者たち」に、過去よりもっと強力な集団主義を強要したわけだ。それで、宣伝を通じて美化してきた今までの画一的な方法をもっと曝け出したことで、個人主義者たちの連合を促し、組織された反抗意識に集中させる反射条件を生み出した。
 
次に、閉鎖国家の王である金正日は、ドルの世界化をあまりにも無視した。体制維持に必要なのが外貨、住民たちの生存を維持させるのはウォン貨、この二重的な貨幣認識から抜け出られなかった金正日は、ドルの支配力と関係なく今回の貨幣交換を通じてウォンの価値を再規定しようとばかりしている。生産と消費との均衡がなく、貿易と消費という矛盾した経済構造の北韓で、果たして金正日の意図する市場の完全な掌握ということが可能なのか?
 
結局、貨幣交換で全体的な怨恨を買っただけ、金正日は何も得られるものがない。今日を得たが未来を失い、市場の資本は回収したが、代わりに金正日自身の地位や信頼を住民に奪われた。それだけでなく、金正日政権が滅亡してこそ、はじめて自分たちのすべての価値が護れるという覚醒された理念の武器を北韓住民たちの手に与えたわけだ。
 
結論は、世界経済の一部門であることを否定して「自立経済」を主張する金正日の閉鎖的思考と近視眼的な利己主義が招いた自滅の貨幣交換だ。(2009.12.02)
 
www.chogabje.com 2010-02-12 11:35
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