開かれた北韓放送
北韓当局が今回の貨幣交換を100:1と提示した新札の価値が、「改革」後の北韓の市場物価を抑えるところかむしろ物価上昇をそそのかしている。
茂山の消息筋によれば、今度の「貨幣改革」と関連した行政指示で、洞と人民班と鉄道駅に今日(12月6日)から、茂山から平壌まで貨幣改革前980ウォン(旧札)だった列車運賃を新札では1200ウォンに上げると公式に発表したという。
これは新札の価値が交換基準とおりだと価値が100倍になったから新札で9.8ウォンのはずの列車料金が、むしろ旧札の単位でも20%が上がり、新札で払うと120倍以上上げたのだ。
これは貨幣改革の目的が北韓の市場物価を抑えるため計画されたという一部の報道機関らの分析を正面から否定するものだ。貨幣改革後も北の物価は急上昇すると予想される。これは今回の貨幣改革の目的が経済的目的でなく、「新興企業家(資本家)」を剔抉する政治的目的が優先していることを物語る端的な証拠だ。
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