国民行動本部
金大中氏が、元旦、東橋洞の自宅を訪れた人々から、最近の国会の跛行事態に対する意見を訊かれるや「民主党がよく耐えている。民主党が期待以上に上手くやっている」と言った。
金氏は、「金大中図書館」で行われた新年挨拶会でも、「民主主義が前の政権10年間で磐石の上に建てられたと信じたのに、昨年の1年を見ると、20~30年前に逆走したではないかと恐れを感じている」と言った。
金氏が、「期待以上に上手くやっている」と褒めた民主党は、議会の馬鹿騒ぎ勢力だ。民主党は、今国会本会議場を暴力で占拠し、議事進行を止めている。所属議員たちは登山用のザイルを腰につけたまま、マットレスまで(本会議場に)搬入して宿泊をしている。反民主の暴挙と醜態を犯した勢力を励ます金氏の正体は何か? 彼の頭の中に果たして大韓民国と憲法が存在するのか?
民主党が、必死に阻止する7つの法案は、21万1000ヶの新規の働き口と21兆ウォンのサービス生産誘発効果をもたらす経済興しの法案だ。予算執行に必要な付随法案が15ヶ、貸付業者らの年間の最高利率を制限する法、無住宅庶民の住居費負担を減らすための特別法など、庶民層に必要な法案も一緒に阻止された状態だ。
民主党は、平均年俸1億ウィンを超える貴族放送のMBCの肩を持ちながら、経済興し法案を止めている。経済回生を望む国民の心に五寸釘を打ち込んでいる。そして、ぶち上げる主張とは、「財閥企業と族閥言論の放送掌握」という左偏向の黒色宣伝だけだ。
七つの法案は、如何なる大企業も地上波を20%以上所有できないようにしておいた。OECDの30ヶ国の中、新聞と放送の交差所有を禁ずる国は韓国だけだ。本質を歪曲した悪辣な扇動、現実を捏造した幼稚な詐術、国民をバカにする離間策、それが今金大中氏と民主党の馬鹿騒ぎだ。
李明博政府は、強力な公権力を持っている。ハンナラ党は絶対多数の議席を持っている。執権与党は「法治」をやれ! 国会議長は、国会の警衛を動員して民主党議員らを引張り出し、国会の機能を回復させた後、交渉するか表決をせよ!
国民は(政府と与党に)超人的勇気を期待しない。法の執行者として常識的な行動を望む。大統領と与党が不法行為に対し「法の通り」やるのを恐れるなら、そのような国は無法天下となる。馬鹿騒ぎ勢力が国政に対する拒否権を行使する。暴力を日常行う野党と、不法を日常行う放送が拒否権を握った国は、暴力と不法が日常化する。
民主党の暴力占拠やMBC労組の不法ストライキに執権与党がついに屈服すると、保守層は彼ら執権与党に対する支持を撤回し、代案勢力を創る工夫をしなければならない。
2009年1月2日、国民行動本部
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