池萬元(システム・クラブ代表)
「民主化補償審議委」を反国家組織として告発
(キーワード)
「民主化運動関連者名誉回復および補償審議委員会」=民主化運動補償審議委
「韓国社会主義労働者同盟」=社労盟
赤の委員会が、赤を民主化運動有功者として認定(2008.12.22、第257次会議を開いて)
国務総理傘下の「民主化運動補償審議委」が、大法院の判決によって「反国家団体」として規定された、社労盟の核心幹部らを「民主化運動関連者」として認めた。
民主化運動補償審議委は、12月22日、第257次会議を開き、社労盟事件で有罪判決を受けた朴基平(50、ペンネームは朴労解)、白泰雄(45、ペンネームは李・チョンノ)などを「民主化運動関連者」として認めると決定した。司法府が「国家変乱を目的に構成された反国家団体」と規定して有罪判決を下した二人の社労盟の活動が、民主化運動だったと国家が認めたという意味だ。
社労盟は、「6.25事変」以後、韓国で社会主義革命の実現のため労働者階級の前衛政党を建設するという目標の下、武装蜂起までを計画した事実が、1990年安全企画部によって摘発された。
「労働者詩人の朴労解」でもっと有名な朴基平と白泰雄は、社労盟の中央委員を歴任し、各々無期懲役と20年刑を宣告され、服役中、1998年の光復節特赦で釈放された。
民主化運動補償審議委は、その間、7人の警察官を死亡させた1989年の「東義大学事態」関連者46人を民主化運動関連者と認定し、「4.3事件」はもちろん、20ヶ余りのスパイ事件に対しても着々と判決無効を引き出しているところだ。
民主化運動補償審議委は、委員9人の中で2人、四つの分科委委員37人の中で5人が「全国連合」か関連団体の出身で、進歩・左派性向の人物が多数布陣しているという。「全国連合」は、不法「ロウソク示威」を主導した「韓国進歩連帯」の前身であり、国家保安法撤廃、駐韓米軍の撤収、連邦制統一を主張するなど親北性向の活動をしてきた。民主化運動補償審議委は、金大中政府の時の2000年に設置された。
社労盟とは?
社労盟は、6.25動乱(韓国戦争)以後、韓国で自生的に成長した最大の非合法の社会主義革命組織だ。この組織は、長期間の労働現場の経験のある学生運動出身者などと、1980年代以後革命的活動家に成長した先進労働者らが結合して、1988年4月「社労盟出帆準備委員会」を結成し、社会主義を掲げた労働者階級の前衛政党の建設を目標にして、京仁地域、馬山、昌原、蔚山、釜山、浦項、大邱、亀尾市などへ組織を拡大した。そうする内、1990年10月30日、国家安全企画部によって、南晉鉉など40人余りが拘束され、150人余りが手配の対象になった。以後公開手配を通じて、1991年4月3日に中央常任委員の朴基平(ペンネーム 朴労解)等11人が、1992年4月29日には、中央常任委員長の白泰雄など39人が拘束されたことで事実上この事件は終結した。白泰雄は、李・チョンノというペンネームで労働雑誌や単行本を通じて労働者たちを扇動しており、彼は「5.18事態」を国家を転覆するため起こした正当な武装蜂起だったと主張した。朴労解は、中央日報などがとんでもない紙面を割愛して英雄として持ち上げたりもした。朴労解は、「5.18事態」の尹祥源を「5.18の英雄」に持ち上げた「尹祥源評伝」を書き、白泰雄は、「5.18」を国家転覆のための興の湧く反乱だったと定義した。
白泰雄と「5.18」
赤出身の白泰雄(ペンネーム:李・チョンノ)は、ソウル大学学徒護国団の総学生長出身で、偽装就業に身を投げ、7年間手配され、監獄生活7年で知られた人物で、労働解放の先導者であり、多くの「労働誌」などに寄稿をする文筆家として知られている。彼は、月刊「労働解放文学」の89年5月号に、「光州蜂起に対する革命的な視角の転換」という45,000字の長文の論文を残した。彼は、「5.18」を民主化運動と呼び、民衆抗争だと呼ぶのに反対しながら、光州革命・武装革命・ファッショ政権打倒のための武装蜂起・反乱・主権奪取の戦いなどと呼ぶべきだと堂々と主張した。表現の自由は国民の誰にでも同等に与えられた自由だ。李・チョンノ氏と同様に、全国民が「5.18」に対する所信を思う存分表現できるのだ。よどみなく書き下した彼の論文の内容中、「5.18」に対する「呼称」部分だけを下に引用する。
<光州の民衆は、民主主義のための「圧力」を加えるめにでなく、「打倒」するため銃を取った。それは「市民抗争」の次元を超えて「反乱」であり、「革命」であり、「主権奪取」の一本の戦いだった。光州の民衆は、「卑屈な妥協」でなく、解放のため「総攻撃」の興の湧く勝負を賭けた。それは「失敗した武装蜂起」だった。もし、光州地域の勝利が、全南の全体地域の勝利へと、そしてさらに全国的勝利になったら、偉大な民族民主革命の成就につながったはずだ。その凄まじく残酷な失敗を、正確に学び新しい革命の第一歩を開くためにも、私たちは、光州を「武装蜂起の都市」、権力を一時的ながら民衆が直接所有した大切な経験を持った「革命の都市」にしなければならないのだ。>
民主化運動補償審議委の赤化(反逆)行為に対する記録などを自由掲示板に載せて下さい
十匙一飯(十人が力を合わせば一人の救済ができるとの意)です。民主化運動補償審議委の反国家行為を一つ一つ探し出し、urlの住所を確かに載せて下さい。合わせて、「全教組」を反国家団体と規定できる資料も探して載せて下さい。告発はしましたが、資料が足りません。
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