ペク・スンモク(インターネット独立新聞記者)
9月25日、青瓦台で、李明博大統領と丁世均民主党代表が、与野党の頭同士の会合という意味の「領袖会談」をやった。
ところが、洪準杓などが朴槿恵を牽制する目的で2005年11月に押し通した、いわゆる「ハンナラ党の改革党憲」では、大統領は名誉職の他に党職を持たないことに規定したことで、名目上の与党の頭は相変らず朴熺太党代表であり、丁世均の場合も、先進党、親朴連帯、民主労働党、創造韓国党など群小政党までを代表する頭でなく、院内83席の第一野党の民主党代表に過ぎない。
したがって、今回の会合は、ハンナラ党出身の大統領が第一野党の代表に会ってあげただけで、丁世均に野党圏の代表性を付与して与野党の領袖会談として「格」上げていうのは道理に合わない話だ。
しかも、丁世均は、MBC放送のPD手帳の「狂牛病牛肉怪談の操作扇動放送」を信号弾に、民主労働党、民労総、全教組、韓総連、参与連帯、全国言論労組、ダウムのアゴラ族、「進歩連帯」など親北勢力が総動員され、4ヶ月近く全国を暴力が乱舞する無法地帯にした「狂牛病暴動」に積極的に加担し、「2MB OUT」と「憲法1条の歌」を歌うのに先頭に立った者だ。
とんでもないことに、「憲法1条」という歌は、選挙を通じて票をもって審判した、絶対多数の国民より、一部の「金正日の指令に乗られて、竹槍と鉄パイプを振り回し、パチンコとかなづちで戦闘警察を攻撃する暴徒と、『他人の子』を乳母車に拾ってのせて、暴力示威の真中を縫った俗称『継母烈士』らに主権がある」という犬の吠えだった。
民主党は、市庁前広場にテントの指揮部まで設けて、民主労働党、民労総、全教組、韓総連と「熱血国民」という暴力組織や専門デモ屋らと肩を組んで歌いまくった「憲法1条と朝つゆ」の代りに、「憲法第8条」の歌を歌う時がきた。
「政党の設立は自由で、複数政党制は保障される」。それでハンナラ党も民主党も民主労働党も先進党も親朴連帯も自由に設立されたわけだが、民主労働党のように、民主党が暴力示威の先頭に立ち、反米・親北・ロウソク暴動を主導するなら、「政党の目的や活動が、民主的基本秩序に背反」するため解散が避けられないという憲法第8条を歌うべきだ。
「数が足りず(登院してみても)なすべき仕事がない」と言い、3ヶ月も登院を拒否して院の構成を妨害した民主党。
「ロウソク暴動」を、「アテネ以来の直接民主主義」と煽て上げた「先生様のお言葉」にぎくりとして、登院をためらった民主党。
曹渓寺へ逃避中の「ロウソク暴動」を主動した犯法者などに、「同志」と言いきずなを誇示し、不法座り込みをそそのかした民主党。
わが子の代わりに、養子を乗せて暴動現場を縫いながら、公権力の執行を妨害した「乳母車部隊」の庇護に汲々とした民主党の活動が、「民主的」であったのか?
民主党は、今や「ロウソク暴動」に加担した前歴を国民の前に謝罪しなければならない。民主党は、もう金大中湖南総督閣下から解放されなければならない。民主党は、もう民主労働党、民労総、全教組を合法化してあげた原罪を贖罪し、親北・反米・反民主の暴徒らと決別しなければならない。
民主党が本当に国民健康を心配し、「検疫主権」を心配するなら、根拠のない米国産牛肉の「狂牛病怪談」で暴動した情熱で、中国産メラミン食品に「ロウソク」を揚げる時でないかと思う。
「ロウソク暴動」に先に立った民主党が、何の廉恥で国民に、「10.29の補欠選挙」で票をくださいと言うのか見守るところだ。
[白・スンモク記者]hugepine@hanmail.net
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