趙甲済
韓国の右派勢力が志向すべきビジョンは、このような大韓民国を創ることだ。
「自由で、秩序あって、繁栄し、強力で、統一された韓国」
要約すると、一流国家だ。一流国家を作るためには、妨害勢力を除去、純化、または弱化させなければならない。北朝鮮地域を強占している虐殺集団を解体し、改革への抵抗勢力になっている韓国の左傾的馬鹿騒ぎ勢力を決定的に弱化させてこそ左翼再執権の悪夢から抜け出られる。
誠実な人が良い暮らしをする社会を作る前に、不誠実な、不正直な、腐敗した人々が根をおろせない社会を先に作らなければならない。人材がなくて、一流国家が作れないわけでない。馬鹿騒ぎ-ごろつき-悪党らを膺懲する力がなくて挫折するのだ。法治の確立なしでは一流へ行く扉が開かれない。
韓国内の改革への抵抗勢力-法治を威嚇する勢力は三つの柱がある。公営放送に偽装した扇動専門のMBC、祖国を悪い国と教える「全国教職員労働組合」、金日成主義者が主導しているという内部告発が出ている反憲法的な「民主労働党」だ。MBCの許可取り消し、「全教組」解体、「民主労働党」の解散は、大韓民国正常化の3大課題だ。これは世論の力、事実の力、法治の力で可能だ。
MBCの放送権の許可取り消しは、視聴者を中心にする愛国団体が、「全教組」解体は父兄らが、「民主労働党」解散は違憲政党の解散提訴権を持った政府が主役を引き受けるべきだ。
「事実の力」と「憲法の力」と「世論の力」をどのように統合し、歴史の大勢を作るべきか? 大勢は大衆が作り政治家はこれを利用するのみだという。国民は、去る大統領選挙と総選を通じて韓半島の左翼を消滅させることができる契機と大勢を作ったのに、政府とハンナラ党が無能で機会を逃している。ただで貰った「大勢」を利用することも知らない怠ける者らを、どのように教育し変えるべきか-右派勢力のもう一つの悩みだ。
左傾的な馬鹿騒ぎ勢力の後援者として機能している、無能で腐敗して利己的な「汝矣島政治」を至急にぶち壊さなければならない。国会と政党の改革なしでは、近づいてくる自由統一のチャンスも逃してしまう。いくら有能で闘志のある人も、「汝矣島政治圏」に編入される瞬間、マザコン、オレンジ族、ウェルビーイング族になってしまう。このような「汝矣島の生理」を破る一つ方法は、国会議事堂を光化門地域の真中に移し、衆人環視の下に置くことだ。
|