李相禹(前翰林大学校総長)
昨日(9月12日)の黄長燁先生を慰労するのための会食に参加した前翰林大学校総長の李相禹教授は、韓半島情勢を理解するのに指針とすべきのことを話した。
「(韓半島の)周辺の国々の中で韓国と同じビジョンを共有している国がどこなのかが分からなければなりません。ある米国学者がこのように話しました。『米国は韓国がこのような国になることを望む。繁栄して強力で民主的で統一された国だ。』米国の他の三つ国(注:中国、日本、ロシア)は、韓半島の現状維持、すなわち分断固着を望んでいます。彼らは、韓半島で起きる葛藤を調停する役割を通じて、自分たちの国益を図ろうとします。米国だけが韓国とビジョンを共有しています。」
同盟は、価値観と目的を共有してこそ持続する。韓・米同盟の価値は自由と平和であり、目標は自由統一だ。両国をこのような価値同盟として結んだ方が李承晩大統領だった。彼は29才の時書いた「独立精神」の中で、すでに「自由を尊重することが国を建てる根本にならなければならない」と話した方だ。彼は韓・米同盟も自由という基礎の上に建てたのだ。
金大中と盧武鉉勢力のように、韓米同盟を弱化させることは、自由と繁栄、そして統一を妨害する反民族的-反国家的行為だ。
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