金泌材(フリージョン・ニュース)
“金正日ユーゴ,自由統一と連係させなければ”
[1] 統一問題は国際問題である同時に、わが民族内部の問題だ。だが、我々の態度は、北朝鮮を多だ分析の対象のみに見ている。金正日が死ねば中国はどうするのか、日本はどうするのかというが、これは北朝鮮問題をわれわれの問題として捉えず、対岸の火事の見物をすることだ。
われわれは北朝鮮問題を民族内部の問題と捉えこれをどのように韓国主導の自由統一へと連繋させるのかを悩まなければならない。国際的側面では、金正日の死は独裁政治権力が崩れそれによる真空状態が生じることと捉えられる。このようそうに生じた真空へ中国という力が入る可能性が高い。結局、韓半島の統一が永遠に不可能になることを意味する。
これを防ぐためには、アメリカというもっと大きな力を活用する必要がある。一般的に強大国と同盟を結ぶ時は、その国がわれわれに対してどんな利益を持っているかを確かめるのだが、中国やロシアの場合は、韓半島に対する地理的利害関係があるため同盟を結んではいけない。
したがって、アメリカと共に韓国主導の統一をするのが国際政治においての正解だ。北朝鮮が崩れれば集団指導体制、あるいは軍部が政権を受け継ぐという主張が出ているが、これは北朝鮮を全く分からない状態から出る発言らだ。北朝鮮は全体主義的独裁国家だ。
過去、朴正煕大統領の独裁は権威主義的独裁体制だった。全体主義的独裁と権威主義的独裁の差がある。権威主義的独裁は、指導者が気にくわなければ沈黙するか投票をしなければ良い。だが、全体主義は沈黙を守る自由もない。さらに北朝鮮は「神政国家」だ
金正日は北朝鮮で神である。金正日が今足が動けなくても神様だ。そのため北朝鮮はまだ崩壊せずにる。だが、神が死ぬと北朝鮮は混乱に陥るしかない。すなわち、北朝鮮の急変事態を意味する。独裁国家は政策決定を一人がやる。
第2次大戦が終わった時、ソ連軍の将軍二人が、米軍の中尉に、あなたと私たちの持っている権力がほぼ同じだ、といった。独裁国家は一番高いところから命令を下して動くシステムだ。金正日の突然な「有故(退場)」の可能性は、危機であるだけでなく、韓国主導統一の機会だ。
李春根(前自由企業院副院長)、国際外交安保フォーラム(理事長金顕煜) 10/29
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