ログイン 新規登録
最終更新日: 2025-09-05 03:49:45
Untitled Document
ホーム > 在日社会
2025年09月02日 12:00
文字サイズ 記事をメールする 印刷 ニューススクラップ
 
 
ソウル建築600年の独自性
都内で講演会を開催

 東京・谷中に拠点を置くHAGISO(宮崎晃吉代表)は、社内の空き空間をリノベーションし、地域の学び場(まちの教室「KLASS」)として活用している。
8月28日、韓国在住の建築家・冨井正憲氏が講師を務めた講演会「600年の古都ソウルの都市と建築のはなし」をKLASSで開催、30人が聴講した。

8月28日、韓国在住の建築家・冨井正憲氏が都内で講演

 元漢陽大学建築学部招へい教授の冨井氏は、「韓国の建築を最もよく理解する日本人」として業界で有名。講演のコーディネーターを務めた作家の森まゆみさんとの縁で今回の講演が実現した。
冨井氏は、朝鮮王朝時代から今日のソウルに至るまでの600年のソウルの都市空間の建築様式について語った。世界遺産に指定されている昌慶宮や宗廟は「山を背にし、川に面した」建築様式であり、儒教だけでなく風水(道教)に基づく。仏教が衰退した朝鮮時代でも、儒教一色で建築が語れるのではない。
碁盤目状の都城が平地に作られる歴代の中国や日本の王朝と異なり、山に囲まれたイメージの韓国の都市空間は、独自の文化的発展を遂げた。その例として、冨井氏は炊事で発生した熱の活用に着想を得た、オンドル(床暖房)の文化を紹介した。
植民地時代、韓半島での生活に未来性を感じた日本の人々が、最新鋭の近代建築技術を持ち込んでいた点などに対し、冨井氏は独自の観点から解説を行った。

 

2509-03-04 4面
뉴스스크랩하기
在日社会セクション一覧へ
各界で輝く在日同胞の若者たち
時代を導く「指導者 李承晩」 (第1回)
独立と祖国統一願った戦い
金永會の万葉集イヤギ 第62回
映画業界で活躍する在日青年
ブログ記事
ゴッホかラッセンか?
「どっちもどっち」論はだめだ
「闘争本能」というものはない:哲学の現在21
マイナンバーそのものの廃止を
精神論〔1758年〕 第三部 第28章 北方諸民族の征服について
自由統一
北朝鮮人権映画祭実行委が上映とトーク
金正恩氏の権威強化進む
北韓が新たな韓日分断策
趙成允氏へ「木蓮章」伝授式
コラム 北韓の「スパイ天国」という惨状


Copyright ⓒ OneKorea Daily News All rights reserved ONEKOREANEWS.net
会社沿革 会員規約 お問合せ お知らせ

当社は特定宗教団体とは一切関係ありません