在日韓国人本国投資協会(金泳佑会長)は先月30日、在日同胞向けのセミナーをソウルのホテルで開催した。母国に投資を行う投資家にとって関心の高い「相続税および贈与税」への対応策や、新韓銀行が提供する「遺言代用信託」の活用方法について学習、意見交換する場になった。
中でも、具体的な事例に基づいた税額控除の手法が提示され、実生活に即した有益な内容だったとの評価が寄せられた。2015年に発売した新韓銀行の「遺言代用信託」は遺言書がなくても銀行との信託契約を通じて財産相続が可能な商品として好評を博している。
また同日には、光州広域市の投資産業団関係者も参加し、AIや自動車産業を中心とした地域の産業現況や、投資企業向けのインセンティブ、投資環境に関する説明会もあわせて行われた。(ソウル=李民晧)
先月30日、ソウルのロイヤルホテルで開催された本国投資協会によるセミナーの様子 |