在日本大韓体育会関東本部(林永起新会長)は都内の韓国中央会館で17日、「第46回定期総会」を開催。16人中12人出席で成立、来賓として民団東京地方本部(呉永錫団長)・婦人会東京地方本部(辺恵聖会長)・東京韓国商工会議所(金淳次会長)・青年会東京地方本部(郭玹瑀会長)など拠点を同じくする在日同胞団体から来賓が駆けつけ、約40人が集まった。司会を鄭昇栄・体育会関東本部専務理事兼事務局長が務めた。
国民儀礼・国歌斉唱・黙とうを行った後、はじめに文京一・同会直前会長があいさつを行い、体育会中央本部の宋栄奉会長からのあいさつ(代読)が続いた。
続いて、民団東京本部の呉団長が来賓祝辞を述べた。開口一番、3期9年にわたり会長職を全うした文直前会長に対する労いの言葉があった。「誰にとっても健康はもっとも大切なもの。いつも一生懸命に体育会の行事を引率して下さった文会長にもう一度敬意を表したい」とした。
文直前会長が議長を務めた総会では第1号から6号までの議案がすべて承認され、昨年度の総括と今年度の活動方針・予算が諮られた。
以上の審議を終えてから文会長体制の執行部は総辞職、任員改選の場へと移った。
これまで体育会関東本部で常任理事を務めてきた林永起氏が、新たに会長に就任することが満場一致で決定した。
新会長あいさつの場で林永起新会長は、「文直前会長が取り組まれてきたオリニ事業・次世代育成をこれからも大事にしたい。私自身、かつて地方民団ごとに開催されていた大運動会などのイベントへの参加がまずあり、のちに学生会・体育会へと関わりを広げていくことができた。在日同胞社会の組織的な恩恵を受けている世代として、まだまだ皆さんのご支援・ご鞭撻を賜りながら、今後の活動に生かしていきたい」と話した。
文京一・体育会関東本部直前会長(中央)は、3期9年間にわたり会長職を務めた。新たにバトンを林永起新会長(右端)へと渡した |