駐日韓国文化院の新院長に、朴英恵・前文化体育観光部コンテンツ企画課長=写真=が就任した。8日付で着任した朴新院長は、慶應義塾大学法学部および韓国外国語大学同時通訳大学院を卒業した知日派だ。
2011年から18年まで大阪韓国文化院の院長を務め、韓国映画祭の創設や「日本の中の韓国渡来文化~百済村」写真展などを企画。韓日文化交流の活性化に貢献し、韓国に対するイメージの向上に尽力した。
7年ぶりの日本勤務となり慌ただしい日々を送っているという朴院長は「今年は国交正常化60周年の節目。韓日両国がより親密な関係へと発展することを願っている」と語った。
現在、朴院長と駐日韓国文化院は、来月17日に開催される韓日国交正常化60周年記念クラシックコンサートの準備に追われている。このコンサートは「ハーモニーの共鳴:韓日友情の旋律」をテーマに、韓国と日本のクラシック音楽家たちが一堂に会する一大イベントだ。会場は東京港区のサントリーホール。
(ソウル=李民晧)
*コンサート概要(駐日韓国文化院ホームページ内)
https://www.koreanculture.jp/info_news_view.php?number=8095
|