ログイン 新規登録
最終更新日: 2025-03-25 16:19:21
Untitled Document
ホーム > ニュース > 文化
2025年02月25日 08:31
文字サイズ 記事をメールする 印刷 ニューススクラップ
 
 
【映画】『ケナは韓国が嫌いで』(韓国)
生きづらさを抱える現代女性の葛藤

 ソウル郊外の小さな団地で家族と暮らす28歳の会社員のケナ(コ・アソン)は、自分を取りまく環境に嫌気がさしている。片道2時間もかかる通勤に単調な仕事、庶民階級の家庭や長年交際している恋人の裕福な実家との格差。
そんな日々にうんざりし、先の見えない将来への不安を抱いている。「自分には落ち度がないはずなのに、ここでは幸せになれない」。ケナは一念発起し、〝未来ではない今この瞬間の幸せ〟を求め、単身ニュージーランドへと移り住む。そこでかけがえのない友人と出会い、新しい人生を手にしたケナは自分の居場所をみつけていく。
現代の韓国社会を舞台に、生まれ育った場所で生きづらさを抱える女性が、自らを顧み海外で人生を模索する姿を描いた本作は、2015年に刊行されたベストセラー小説『韓国が嫌いで』(チャン・ガンミョン著)が原作。同作は、大ベストセラー小説『82年生まれ、キム・ジヨン』と同じ出版社の「今日の若い作家」シリーズのひとつ。
監督は「第2のホン・サンス」や「韓国の是枝裕和」と称され、世界から注目を集めるチャン・ゴンジェ。奈良県を舞台にした映画『ひと夏のファンタジア』(15年/プロデュース:河瀬直美)でも知られる。同作品でも一人の女性の成長を生き生きと映し出し、日本公開時には熱狂的なファンを獲得した。主人公ケナを演じるのはコ・アソン。韓国とニュージーランドの2カ国を跨ぎ、挑戦と成長を繰り返しながら、本当の幸せとは何かを考え、人生に葛藤する現代の女性を等身大で表現している。
韓国の今を映し出す本作は、共感や希望、未来の可能性に対するメッセージなどが評価され、第28回釜山国際映画祭のオープニング作品にも選出された。

公開=3月7日(金)、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネ・リーブル池袋ほか順次全国公開。
公式HP=https://animoproduce.co.jp/bihk/

ケナの望む本当の幸せとは何か ©2024NK CONTENTS AND MOCUSHURA INC.ALL RIGHTSRESERVED.

2502-26-06 6面
뉴스스크랩하기
文化セクション一覧へ
都内で尹大統領弾劾反対デモ
限界なきハイブリッド戦 各国で世論操...
法治の根幹を揺るがす
「巨大野党が国を崩壊に導く」
金永會の万葉集イヤギ 第42回
ブログ記事
マイナンバーそのものの廃止を
精神論〔1758年〕 第三部 第28章 北方諸民族の征服について
精神論〔1758年〕 第三部 第27章 上に確立された諸原理と諸事実との関係について
フッサール「デカルト的省察」(1931)
リベラルかネオリベか
自由統一
北朝鮮人権映画祭実行委が上映とトーク
金正恩氏の権威強化進む
北韓が新たな韓日分断策
趙成允氏へ「木蓮章」伝授式
コラム 北韓の「スパイ天国」という惨状


Copyright ⓒ OneKorea Daily News All rights reserved ONEKOREANEWS.net
会社沿革 会員規約 お問合せ お知らせ

当社は特定宗教団体とは一切関係ありません