ログイン 新規登録
最終更新日: 2025-05-27 12:01:12
Untitled Document
ホーム > 主張
2024年09月25日 09:33
文字サイズ 記事をメールする 印刷 ニューススクラップ
 
 
編集余話

 韓国が独自に開発した中距離地対空ミサイル「天弓2」のイラクへの輸出が決まった。同ミサイルが輸出されるのは、アラブ首長国連邦とサウジアラビアに続き3カ国目となった▼尹錫悦政権は発足後、国家安全保障戦略で自国を「防衛産業大国」と位置づけ、輸出の拡大を図ってきた。防衛装備品の輸出額は、2021年の約72億5000万ドルから、24年は約200億ドルに達する見通しだ。また、兵器の輸出は販売だけでなく、その後のメンテナンスも含む長期契約となる▼輸出が好調な理由は、ロシアの脅威が顕在化しただけではない。性能・価格面などから見て最も優れた兵器が韓国製だったのである▼受注した兵器を現地生産にして雇用を創出するなど、柔軟性のある契約を採用していることも成功の要因の一つだろう。韓国の得意分野であるマーケティングの勝利ともいえる▼中東への輸出拡大は、緊迫する地域情勢の影響が大きい。高性能の中距離地対空ミサイルを生産できるのは米国、イスラエル、韓国などに限られる。米国はウクライナ戦争で、兵器を生産する余力がない。中東諸国はイスラエルから兵器を購入することはできない。韓国から兵器を輸入する以外に選択肢がない状況になっているともいえる▼一方で、さまざまなリスクもある。兵器を輸出するということは、ともすれば韓国自体が戦争に巻き込まれることもある。兵器産業が拡大すれば世界的安保の分野で存在感が高まるのは自明の理。相応の外交手腕も問われるといえよう。

2024-09-25 1面
뉴스스크랩하기
主張セクション一覧へ
[연재] 한일 60주년-자이니치리...
[연재] 한일 60주년-자이니치리...
金永會の万葉集イヤギ 第50回
[연재] 한일 60주년-자이니치리...
金文洙候補が与党公認復活
ブログ記事
ゴッホかラッセンか?
「どっちもどっち」論はだめだ
「闘争本能」というものはない:哲学の現在21
マイナンバーそのものの廃止を
精神論〔1758年〕 第三部 第28章 北方諸民族の征服について
自由統一
北朝鮮人権映画祭実行委が上映とトーク
金正恩氏の権威強化進む
北韓が新たな韓日分断策
趙成允氏へ「木蓮章」伝授式
コラム 北韓の「スパイ天国」という惨状


Copyright ⓒ OneKorea Daily News All rights reserved ONEKOREANEWS.net
会社沿革 会員規約 お問合せ お知らせ

当社は特定宗教団体とは一切関係ありません