現代は情報洪水時代を迎え、SNSに数多くの情報があふれている。しかし洪水が発生すれば、飲み水は希薄になる。筆者は最近、情報の洪水の中でも飲めるミネラルウオーターを発見し、読者と共に共有しようと思う。この文は、韓国に長期間駐在していた欧州の記者が韓国の友人に送った文を要約したものだ。説得力に富み、我々に警戒心を呼び起こしている。
《この文を書く私自身も韓国についてよく知らない部分があることを認める。しかし、地域と文化は違うが、一人の平凡な世界市民として到底理解できない部分があって、必ずこの言葉を言いたい。最近、韓国のある女子学生が米国のハーバード、MITなど有数の名門大学に非常に優秀な成績で合格したという誇らしいニュースが伝えられた。
ところが衝撃的なのは、このような優秀な学生の入学を取り消してほしいと韓国人がその米国の大学にメールを送ったというニュースだった。この言葉を聞いた瞬間、私は本当に韓国人は脳がないのか、それとも精神が死んだのかと思うほど瞬間的な怒りを我慢できなかった。その生徒は高校を通して満点を取った秀才だという。
また、米国の大学入学資格試験も満点を取ったという。なぜ韓国人はこのような自国の学生の卓越した成績に対して自負心を持たずに意地悪をするのか? これが韓国人の民族性なのか? 韓国人として、その学生が本当に誇らしくはないのだろうか。
入学を取り消してほしいと米国の大学に連絡を取ったとは、そんな韓国人たちは正気の人たちではない。その理由は何か? 政治的なものか、本当に病気なのか、それとも劣等意識で自らにコンプレックスを感じるのか。
韓国の友人が言った中で印象的な言葉があった。韓国の人たちは”お腹が空いたのは我慢できるが、人がうまくいくのはお腹が痛くて我慢できない”。これは「いとこが田んぼを買うとお腹が痛い」という韓国のことわざのようなもので、韓国人の情緒と民族意識を表現しているのではないかと思う。
こういう例を見ると、韓国は精神的な面で先進社会とは距離があるように思える。先進国は財産の有無や着ている服、車や家の大きさ、社会的職位で人を評価するのではない。どのような考えや価値と水準で他人や事物、世の中を見ているのかという意識水準によって決定される。
韓国に行ってきた人たちはテレビで最も多く目につくのがモッパン(飲み食い)と歌だという。他は芸能、他人の悪口、恋愛関係などがほとんどだそうだ。知性と成長、精神のための内容は見当たらないという。
また、政治はどうか? 野党第1党の代表があらゆる犯罪疑惑で裁判を受けており、捜査の対象になっているにもかかわらず、いまだに堂々と政党の代表をしていることは、欧州では想像もできない。重要会議に3分遅刻した次官が「間違っていた」と辞表を出した。ある首相は、不正に関わったという疑惑で退いた。自宅の家政婦の税金を払えず、長官職を退くのが欧州だ。
韓国は裁判を受ける者、重大犯罪疑惑者、前科者も大声で国会議員をして党代表の座を図々しく維持している。もっと見ものは、このような類の政治屋を支持する国民がいるということだから、本当に韓国国民は気は確かなのか。そのような狂乱の支持者たちは、どのような精神世界を持っているのか気になる。最小限の恥ずかしさは持っているのだろうか。
国防が崩壊し、経済が下降して、社会があらゆる不条理で腐っていき、マスコミと法が死に、司法府もすべて腐って膿が出る状況であり、従北主体思想派と特定地域の一味が国の重要なポストと権力を独占し、統制と監視の国に変えている。それでも韓国人は事態の深刻さを知らずに沈黙している様子だ。知恵も、考えもない国なのかと思い、まことに残念だ。
国がどうなっているかを知り、心配し、悩む国民、知識人、政治家、ジャーナリスト、若者、学生、公職者、学者がいるのだろうか。国は国民の意識水準を越えない。大韓民国はすでに政治で期待することがない国だ。それなら、国民も正気に戻らなければならないだろう。欧州から韓国を眺めると切ないばかりだ》。 |