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2020年04月15日 00:00
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崩壊間近か、金正恩体制
金父子のミイラが腐敗

 中共ウイルスが蔓延している中、軍部隊視察を続けてきた金正恩が11日、平壌で労働党政治局会議を主宰した。政治局会議では、最高人民会議への回付案件と人事などを決定したという。特に、武漢ウイルスに対する国家的対策を議論したそうだ。平壌側はまだ北韓内の感染者の発生を否定し続けている。兄の金正恩の代理人である金与正が政治局候補委員に復帰したと発表された。
平壌側は最高人民会議を12日に開催した。当初発表していた10日より二日遅れての開催だ。最高人民会議に先立ち、秘密資金が枯渇した金正恩が、国内で外貨調達のため公債発行を指示したという。
金正恩が指示した平壌総合病院(10月10日までに完成)、慈江道にある軍需生産基地のためのスキー場など娯楽施設(6カ月以内に完成)、元山の観光団地建設などのための資金が調達できなくなるや、内部の略奪に出たのだ。
公債は国営企業所などに60%、そして密輸やチャンマダン(市場)の商売で金持ちになった「銭主」たちに40%を割り当て、ドルと中国人民元など外貨で公債を購入するようにしたという。
金正恩は軍の利権を喝取し、全軍の将校たちに食糧供給を3分の1に減らす状況でも、新型SLBMの発射を準備している。米国の大統領選挙を狙っての挑発と見られる。しかし、NATOも北韓の脅威を強調し始めた中、米議会では、遠からず崩壊する金正恩体制を支援してはならないという要求が公に提起されている。
脱北者たちは錦繍山太陽宮殿の金父子のミイラが、遺体管理予算がないため腐敗が始まったと伝えている。また、対南工作機関である文化交流局(前225局)局長の尹ドンチョルが処刑されたという噂も伝わっている。耐久力が尽きた金正恩体制の崩壊がいつ起きてもおかしくない。

2020-04-15 1面
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