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2017年12月13日 00:00
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写真とニュースで振り返る2017年

 2017年も残り半月ほどとなった。今年もさまざまなニュースや出来事があったが、その中から本紙が選ぶ重要ニュースをピックアップする。(順不同)

【1】米・中の間で揺れる文政権

   THAAD(高高度防衛ミサイル)問題は文政権の外交・安保路線の試金石だ。中国側の「三不要求」に屈すれば韓米同盟は破綻。

【2】北韓が核武装完成を宣言

   11月29日、北韓は新型ICBM(大陸間弾道ミサイル)の「火星‐15型」を発射。青森県沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下した。

【3】米大統領にトランプ氏

   1月20日、米国の第45代大統領にドナルド・トランプ氏が就任。就任演説で、「米国第一主義」を掲げ、国際情勢に衝撃が走る。

【4】金正男暗殺 北、テロ支援国再指定

   金正日の長男であり、金正恩の異母兄である金正男が2月13日、マレーシアのクアラルンプール国際空港で暗殺された。北韓は11月、テロ支援国に再指定された。

【5】朴大統領罷免

   3月10日、韓国の国会で弾劾訴追された朴槿惠大統領が罷免された。憲法裁判所の8人の裁判官が決定を下したもので、違憲・拙速判決。 

【6】文在寅 革命政権

   第19代大統領補欠選挙が5月9日に行われ、左翼の「共に民主党」の文在寅候補が当選、革命政権を自任。

【7】3首脳が会同

   韓米首脳会談、韓米日3カ国首脳会談、韓日首脳会談が行われた。

【8】銃弾の中、必死の脱出

   北韓軍人1人が板門店共同警備区域(JSA)を突破して、韓国に帰順した。兵士は、北側警備兵から集中射撃を受けて重傷だったが、現在は回復中。

【9】浦項地震

   韓国の浦項で11月15日、地震が起きた。マグニチュード5・4と韓国観測史上2番目の規模となり、翌日に控えた大学修学能力試験が1週間延期された。

【10】「朝鮮通信使」世界記憶遺産登録

   国連教育科学文化機関(ユネスコ)は10月31日、世界記憶遺産に「朝鮮通信使に関する記録」を登録した。韓国・釜山市の「釜山文化財団」と長崎県対馬市のNPO法人「朝鮮通信使縁地連絡協議会」(縁地連)が2016年3月に共同申請していた。両国の資料が共同で登録されるのは初めて。

【11】天皇・皇后 高麗神社参拝
【12】民団のデモ

   天皇・皇后は9月20日、埼玉県日高市の高麗神社を参拝した。天皇は2001年、自らのルーツを百済系にたどることができるとした上で「韓国とのゆかりを感じています」と述べている。

【12】民団が全国デモ

  「北朝鮮の核実験を断固糾弾!」民団は9月に全国5カ所で抗議デモを行った。

2017-12-13 3面
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