北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会と北朝鮮難民救援基金は24日、都内に龍谷大学の李相哲教授を招き、講演会を行った。講演のテーマは「金正恩暴走の原因とその行末」。李教授は朝鮮族で、北韓の3代世襲体制に関する著作を日本で多数著している。 李教授は、北韓が国連制裁を回避するさまざまな手段を持っていると指摘。現在の制裁だけでは核・ミサイルの放棄はできないと主張した。 制裁の代替手段に対しては、金正恩個人を狙い、人道に対する罪などを糾弾することが効果的だという。司法で追い詰めていくことが重要などと述べた。