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2017年04月12日 21:23
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大韓民国の建国史(66)
北進と中共軍の介入 トルーマンの制限戦争

洪熒 本紙論説主幹

 国軍は東部戦線で38度線を突破し、10月2日、襄陽を占領した。米国は議論の末、38線の突破を決めた。国連軍司令部は、10月3日の0時を期して38度線以北に作戦を拡大する、但し、韓国軍以外の軍隊は静州・軍隅里・寧遠・咸興線以北に進出してはならないという一般命令2号を発表した。
ソウルでは10月3日、銀行業務が再開された。国連政治委員会は翌日、北進と全韓国での自由選挙などに対する西側8カ国の共同決議案を可決した。
ウォーカー米8軍司令官が東京から正式に北進命令を受けたのは10月7日だった。韓国軍4個師団が同日、38度線を越えて北進を続け、米軍も北進を開始した。米第1騎兵師団はこの日、開城を占領した。国軍3師団は10月10日、元山を占領した。
国連総会は10月7日、独立した統一民主政府を韓国に樹立するため、国連の監視下の総選挙を含むあらゆる措置を実施することなどを内容とする決意376(V)を採択した。決議案は、大韓民国の主権は南韓に局限され、北韓地域に秩序が回復されれば国連監視下の新しい選挙を実施するという内容だった。
これによって国連軍司令官は、北韓問題が国連で決定されるまで、国連軍が北韓地域を収復した状態でそのまま統治するという作戦命令を下した。そして、国連軍の38度線以北への北進を許す決議も採択した。トルーマンはマッカーサーとの会見を前に、10月10日、「統一民主韓国」を建設するという声明を発表した。
金日成は10月11日、北韓軍に最後の抵抗命令を下したが、国軍は破竹の北進を続けた。10月15日、ウェーク島でトルーマンとマッカーサーが韓国戦争全体に対して協議したが、トルーマンは制限戦の方針を確固として堅持した。(1)いかなる状況でも満州やソ連国境地域を超えてはならない。(2)ソ連と接している豆満江河口と韓満国境には韓国軍以外のいかなる部隊も進出させてはならない。(3)満州とソ連の領土に対して海・空軍も作戦をしてはならない――という内容だ。
しかし中共軍の先発隊は10月16日、すでに鴨緑江を渡河していた。政府は渡河翌日、中共の韓国戦争介入証拠を発表した。
国軍と米軍は10月19日、大同江を渡って平壌を占領した。国軍が10月21日、北緯40度を突破した日、平壌放送は首都を平壌から新義州に移転したと発表した。国連軍は10月24日、総攻勢を開始した。しかし、国軍3師団は10月28日には咸興北方の水洞で中共軍と激戦を始めた。
米第7師団は10月29日、元山北方280キロの利原に上陸した。翌30日、平壌市庁前広場で開かれた国軍の入城を歓迎する平壌市民大会に、李承晩が出席した。まだ敗残兵が隠れている状況で李承晩は演説し、群衆の中に入って北韓住民たちと抱擁した。
国軍3師団は水洞で11月2日、米海兵第1師団と交代した。米8軍司令部は同5日、中共軍の参戦を公式確認した。11月6日、ソ連戦闘機が韓満国境を越えて参戦し、李承晩は中共軍の参戦を「ソ連の使嗾」によるものと記者会見で述べた。
国連駐在米国代表は中国の韓国戦争参戦を国連に公式通告した。国連軍司令部の代弁人は11月9日、中共軍50個師団が満州で待機中だと言及した。国連軍参戦国は共同声明で中共軍の撤退を要求し、国連軍の満州不侵を約束し、政府は全国民の総決起、総進軍を訴えた。(つづく)

2017-04-12 3面
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