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2017年03月15日 13:16
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瞻星臺=編集余話

 「シジャギ パニダ」(始めることが半分だ)、「ハミョン テンダ」(やればできる)という言葉は、韓国人の気質をよく表していると小欄は思っている。とにかくやってみよう。やってみれば何とかなるんじゃないか。この精神で成功を収めてきたのは確かだ。もちろん足をすくわれることもあったが▼現職大統領が罷免された当日、弾劾を求める人たちは沸き、棄却を望んでいた人は大きく肩を落とした。それだけではなく、衝突も起きた。死傷者も出たことは、この問題が終息するどころか混迷の度合いを深めていくことを示唆していないかと憂慮されるところだ▼この状況を見てきた韓国人と東京で会った。今回の憲法裁の決定に対して異議を唱える人たちである。彼らはなかば諦めたような口調で「文在寅氏に一度大統領をやらせてみてはどうだろうか」と漏らした。盧武鉉氏の流れを受ける文氏に、もう一度対北融和路線の政権をやらせれば、国民も今度こそ分かるだろうという説明だ▼金大中・盧武鉉と2代続いた左派政権の結果、韓半島に緊張緩和はもたらされただろうか。答えは「否」である。北韓はここぞとばかりに核開発を進め、今やその核が韓国を狙っている▼「ハミョン テンダ」と楽観することなど今はできまい。「ハミョン アンデンダ」(やってはいけない)なのである▼憲法裁の判断が出たことで事態は次の展開を迎えつつある。保守派の旗色は悪いが、「シジャギ パニダ」の気持ちで韓国を早期に正常化してもらいたい。

2017-03-15 1面
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