ログイン 新規登録
最終更新日: 2024-05-01 13:21:33
Untitled Document
ホーム > 主張 > オピニオン
2016年04月20日 02:59
文字サイズ 記事をメールする 印刷 ニューススクラップ
 
 
瞻星臺=編集余話

 まさに天災は忘れたころにやってくる。14日夜、最大震度7の揺れが、熊本県を中心に九州中部を襲った。東日本大震災から5年。次は首都直下か、南海トラフかなどといわれていたときに、大地震は九州で起きた▼亡くなった方のご冥福と負傷者の早期回復、そして倒壊した家屋やインフラの、一日も早い立て直しを願うばかりだ。そう思っていた矢先の16日未明、再び強い揺れが熊本を襲った。余震かと思いきや、こちらが本震だと気象庁は述べている▼最初の地震が起きたのが午後9時半ごろ。本震は夜中である。もし季節が少し早ければ、暖房器具からの出火もあっただろう。風が強ければ、小さな火が大火事を招いていたかもしれない▼条件が違っていれば、今以上の被害があったことは容易に想像できる。比較的大きな余震が今も続く。雨の季節も近づいている。災害に備えるには、想像力を働かせ、さまざまな想定を立てることも重要である▼これは想像というよりも、妄想や空想に近い。地震の直後「朝鮮人が井戸に毒を入れた」というデマがまた流れた。もちろん、何者かが意図的に拡散させたものである▼今時、どれだけの人がこれを信じるだろうか。思慮の浅い差別主義者とレッテルを貼られるだけだと、なぜ想像できないのか▼想像力を働かせてほしい。虚報とわかっていつつ、こうした情報があれば、本来救助などにあたるべき人々の手が、調査に割かれかねないことを。差別的な考えを持つのは勝手だが、他人に迷惑だけはかけないでもらいたい。

2016-04-20 1面
뉴스스크랩하기
オピニオンセクション一覧へ
「パンデミック条約」反対会見開く
金永會の万葉集イヤギ 第7回
「パンデミック条約」反対を宣言
金永會の万葉集イヤギ 第8回
金永會の万葉集イヤギ 第9回
ブログ記事
マイナンバーそのものの廃止を
精神論〔1758年〕 第三部 第28章 北方諸民族の征服について
精神論〔1758年〕 第三部 第27章 上に確立された諸原理と諸事実との関係について
フッサール「デカルト的省察」(1931)
リベラルかネオリベか
自由統一
金正恩氏の権威強化進む
北韓が新たな韓日分断策
趙成允氏へ「木蓮章」伝授式
コラム 北韓の「スパイ天国」という惨状
北朝鮮人権映画ファーラム 福島市で開催


Copyright ⓒ OneKorea Daily News All rights reserved ONEKOREANEWS.net
会社沿革 会員規約 お問合せ お知らせ

当社は特定宗教団体とは一切関係ありません