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2014年07月02日 00:00
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大韓民国への反逆 その連鎖を絶て(20)
金日成や金正日を一度も批判したことがない康宗憲

 先週、スターリンにそそのかされた金日成が同族を討った「6・25南侵戦争」勃発から64周年を迎えた。”従北の元祖”である朝総連は6・25戦争が米国による侵略戦争だったというキャンペーンを一斉に展開。主な地方本部や傘下団体を動員しての攻勢だった。北韓の主張に頑迷なまでに従う集団だ。
6・25戦争がどのように始まったのかは、この戦争を企画・演出したスターリンの極秘記録をはじめ、スターリンに促がされて韓半島を侵略した毛沢東とスターリン間の電文のやり取りなども公開されて久しい。それらの文献は学者たちによって徹底的に検証されており、すでに歴史書として出版されている。
朝総連などの従北派は金氏王朝の「アバター」だ。従北勢力は今も6・25南侵戦争の責任に始まり、文世光事件、ミャンマーのアウンサン廟爆破テロ、大韓航空機爆破テロ、最近では天安艦爆沈攻撃など、北の国家犯罪のすべてに対して関与を否定する。金正日自身が認めた文世光事件まで否定しているのだ。
総連の6・25南侵戦争関連キャンペーンは、戦争責任の回避に止まらず、第2の6・25南侵戦争を積極的に鼓吹している。戦争をちらつかせる平壌の露骨な威嚇を忠実に伝えているのだ。そして、北の核ミサイル保有を自慢しながら、韓国のミサイル防衛網整備を激烈に非難する。
韓統連は総連の宣伝・謀略戦と完璧に連動している。韓統連のホームページに掲載される記事は、反国家団体や利敵団体をはじめ、政党解散審判が提訴された統進党などを支持する勢力による記事ばかりだ。
「従北派」を判別する方法は極めて簡単だ。虐殺を行った金日成・金正日・金正恩や、彼らの主体思想と世襲体制、核武装を非難しない、あるいはできない人々が従北派なのだ。
康宗憲は今年の2月にも日本のメディアとのインタビューで、自分は韓国の民主化運動をしただけで、北のスパイにされたのは拷問による捏造だったと主張した。
北のスパイでないことを表明したいなら、康宗憲は大田矯導所で一緒に服役した金鉉奨が彼に投げた質問に明確に答えればいい。北の主体思想、3代世襲、核をどう思うのか、という極めて簡単な問いに康宗憲はなぜ沈黙しているのか。
「民衆」という観点から、いわゆる祖国の「民主化」を叫んできた康宗憲だが、同族を虐殺してきた独裁者の金日成や金正日を批判したことは一度もない。
康宗憲や彼を庇護する従北勢力は、南北連邦制を主張、支持するが、「主体」という年号を持つ世襲封建体制と、共和制の自由民主体制が一体どうのように連邦制をなせるというのか。
康宗憲の主義主張はすべてが平壌の戦略・戦術や方針と一致している。昨年4月、国際的ハッキンググループとして知られるアノニマスが、北の対外宣伝謀略拠点である「わが民族同士」のホームページをハッキングして会員名簿を公開した。膨大なリストには在日の会員も多数含まれていた。主に総連の熱烈な活動家であると見られるリストの中には、生年月日までが康宗憲と一致する「カン・ジョンホン」という人物もいたという。
「わが民族同士」のホームページは、北が彼らの工作員や従北派に指令を下す手段として利用していると公安問題の専門家たちは指摘してきた。そのため韓国内では、この会員リストに対する全面捜査を要求する声も上がっている。
当局による調査が行われているのかどうかは知りようがないが、北の対南工作拠点と自発的に接触・関与している在日が少なくないということは、在日の従北派は珍しくないという意味ではないだろうか。
康宗憲は自身と北の関係をどう説明しているか、彼の自叙伝に戻ってみてみよう。康は92年8月に平壌で開催された「第3回汎民族大会」に「汎民連海外本部」の代表団として北を訪問した経緯を書いている。初訪朝だったという当時の状況を、康宗憲はどう記したのだろうか。(続く)

2014-07-02 1面
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