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2013年06月12日 00:00
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韓日連帯への課題 思想・価値観の視点(4) 
個々の兵士が納得できる普遍的価値を

洪熒・本紙論説委員

 日本と韓国では同じ保守といってもだいぶ差がある。韓日が共通の価値を掲げ協力して一つの方向を目指すとすれば、何を目指すべきか。
 韓国の自由民主主義建国革命が目指す価値は、簡単にいえば、個人の自由と安全の拡大といえるのではないだろうか。韓国軍はそのような価値のために、死を覚悟して戦う。
 日本は、1945年以降最高の価値として何を目指してきたのか。日本の自衛隊はどうなのか。外部から攻撃されたら反撃する。有機体として当然だが、それはどのような価値観に基づく行為なのか。そのあたりから確認することが、韓日の共通の価値観を確認するスタート点になると思う。
 日本の自衛隊法には「わが国の平和と独立を守り、国の安全を保つため」と記されている。国のために戦うのはもちろん尊いことだが、個々の隊員が納得できる何らかの普遍的価値もあるのが望ましいと思う。生活の糧のために隊員になったのならば、傭兵と変わりない。
 共産主義国家の軍隊は、共産主義イデオロギーと党の命令に従って戦うだけだ。
 自由民主主義社会の韓国の軍隊は目的がはっきりしている。つまり共産独裁と戦い、北を解放し、2000万人の人々に韓国と同じ自由と安全を与えるという善と正義の大義名分、自分を納得させられる普遍的価値がある。日本はその点でどうだろう。
 韓国の保守は、日本との同盟を望む。韓国は恐らくウラル山脈以東のアジア大陸で自由民主主義制度が根を下ろした唯一の国だから、できればアジアのすべての民に自由と安全を与えたいというのが、保守のビジョンである。そのためには日本と一緒にやりたい。
 日本と韓国が同盟を結んで立ち上がればアジアに自由と安全をもたらすことが可能だ。そのためには、韓日両国が互いの違いを自覚した上で共通の普遍的価値を明確化して手を取り合う努力が、今こそ必要であろう。(おわり)

2013-06-12 3面
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