趙甲済
文在寅と安哲秀の討論を見た所感だ。
1.大韓民国が最も早くかつ確実に滅びの道は、二人が今日(11月21日)やると主張した方針を実践することだ。
2.二人は‘経済民主化’と福祉国家という名分を偶像化して競争的に国家予算を無駄にする政策を出しながら、増税やもっと働こうとか節約しようという話はしなかった。逆に雇用を生み出し、お金を稼ぐ主役である大企業への敵対感を剝き出した。金儲けよりもお金を費やすことに全力投球する人が大統領になったら国が耐えられるだろうか?年間2兆ウォンや5兆ウォンがかかる政策を雑談のように乱発する文と安!資本主義社会でお金を馬鹿にする人間は命も疎かにする。
3.文在寅は‘天安艦沈没’という表現を使った。天安艦が北韓側の魚雷によって撃沈されたのではなく海難事故で沈没したという意味か?彼は誰の顔色を窺って‘天安艦爆沈’と言えないのか?
4.安哲秀は空虚で、文在寅は危険に感じられた。
5.安哲秀が文在寅より相対的にましだった部分は安保だった。文は、北韓政権が再発防止対策を講じなくても無条件金剛山観光を再開すべきだと安を攻めたが、安は再発防止対策なしで観光を再開してはならないと頑張った。韓国人女性観光客の背中を撃って殺した北韓軍が再発防止対策を出さなくても金剛山観光を再開するというのは死地へ国民の背を押すも同然だ。
6.文在寅は、金正日が玄貞恩に再発防止対策を約束したことを信じて認めるべきだという妄言も言った。金正日がわが政府に公式に謝罪したのでもなく、それも従北的企業家に言った言葉を信じて国民を死地に送るとは!今日(11月21日)の発言だけでも文在寅は絶対に国軍の統帥権者になってはならない危険人物であることが証明された。
7.盧武鉉と金正日の逆賊謀議の産物である10.4宣言を実践できなかったことを哀痛する文在寅。彼が大統領になれば国憲を踏みにじる国家連合や連邦制推進はもちろん、盧武鉉と金正日が大韓民国の心臓に打ちこんでおいた楔をもっと深く打ち込むという話だ。
8.政治の革新を主張してきた安哲秀が改革の対象である民主党候補と一本化交渉をしている自体が詐欺だ。“手段と方法を問わず朴槿恵に勝つこと”を‘政治改革’と偽装した詐欺だ。この国民への詐欺劇を韓国の放送らがこのように大々的に中継して有権者を欺くことに加担したのは韓国言論の恥として記録される筈だ。
www.chogabje.com 2012-11-22 01:24 |