国民行動本部
来る3月26~27日開かれる「ソウル核安保頂上会議」の開催を歓迎し、北核問題に対する政界の無関心を慨嘆する。北韓政権が二回の核実験で確保した技術を発展させて核爆弾を小型化、これをミサイルに装着、実戦配置、韓国の生存を威嚇する「運命の日」が近づきつつあるにも与野党は選挙にばかり執着してこの問題を徹底的に無視している。
左派政権10年間対北無条件支援で北核開発を助けた従北勢力は、政権を取ったら韓米FTAを無効化するというが、これは韓米同盟解体-核の傘撤去-核武装した北韓政権の人質化-赤化統一へ進む道を開くことになる。彼らは民族共倒れの北核を自分たちの政治的資産と看做しながら平和的核である原子力発電には反対する。安保第1主義路線を取るべきセヌリ党は、左派と画一的な福祉競争をしながら「働き口、福祉、経済民主化」の公約ばかりを掲げ、北の核ミサイル実戦配置問題には関心もない。
北側が経済的には不利だが韓国が持っていない二つの戦略武器-核爆弾と従北勢力を持っていることを忘れてはならない。彼らは、この二つの「神器」を結合すれば韓国を赤化統一することができると確信するため、時間が自分たち方だと信じて持ちこたえるのだ。
<われわれは最悪のシナリオを想定せねばならない。北韓軍が奇襲南侵して漢江以北のソウルを包囲し、「現位置での休戦」を提案する。拒否すれば核兵器を使うと宣言し、米国に対しても介入したらニューヨークを核ミサイルで攻撃すると脅迫する。北の指令を受けた従北勢力は一斉に立ち上がって「如何なる戦争より平和が大事だ」としながら現位置での休戦を受容れようと扇動する。そのような状況で、しかも包囲された状況で韓国政府が決死抗戦を決心するだろうか。それとも現位置での休戦を受容れて事実上の降伏の道を選ぶだろうか。安保を忘れた今の政界なら降伏するに違いない。>
敵が核爆弾を保有しているのに、自衛的核開発の話が噴出しない世界唯一の国が韓国だと言われる。敵が核実験をしたその瞬間に韓米連合司令部の解体を決定し、対応態勢を壊したのは盧武鉉政権だった。われわれも核兵器を開発するか、イスラエル式に北核施設を爆撃するか、撤収した米国の戦術核兵器を再配置して共同使用権を持つかしてこそ自由と繁栄が護れる。
国を憂慮する国民が意志を結集してソウル核安保首脳会議に注がれる世界の関心を利用して、戦争犯罪者である北韓政権の核武装を必ず阻止することを誓おう! 各政党は核ミサイル実戦配置に対する立場を表明しろ! 「問題は安保だ、この阿呆たち!」
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