金成昱
「北韓は恐怖心を刺激するため小学生も義務的に公開処刑を見なければならない。北韓は夢や希望が語れない地だ!」
「北韓、地獄脱出のための9年」のフランス語版を出版した脱北女子大生の金・ウンソンさんの言葉だ。地獄に監禁されている哀れな者たちのための道とは何か? 冥府の守門将に米を与えることなのか? それとも縛られている者らを自由にすることなのか?
2012年現在の韓国人に問われている本質的疑問はこれだ。奴隷は支援の対象なのか、解放の対象か?
信仰の自由も、移動の自由も、職業選択の自由もない北韓住民、10年以上青春を過ごせねばならない北韓の軍人は自由民なのか金正恩体制の奴隷なのか? 彼らのための道は米を与えることなのかそれとも自由にすることなのか?
「脱北民強制送還阻止」を叫ぶ李愛蘭博士(*左写真)の断食が18日目だ。時代精神はどこにあるのか? 北韓の2千万同族の奴隷からの解放! これより価値のある、これよりも胸に沁みるビジョンがあるのか?
北韓の同族が金日成一族の奴隷に転落して60年以上。彼らは「餌」さえ与えれば済む動物園の猿でない。彼らに必要な食糧は自由という食糧であり、生命の食糧だ。解放だ。救援だ。
大地は低い所の卑賤な彼らを救う超人を待っている。善良な心、善の心臓が鼓動する新しい指導者!
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